「英語を生かせる仕事」はどこで見つかるのか 地方では希望の仕事がなかなか見つからず…

東洋経済オンライン / 2019年10月16日 10時0分

海外で語学力を生かせる仕事に就きたいのですが、将来的には日本で働くほうが安定するのでは?と思い悩んでいます(写真:Fast&Slow/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

こんにちは。私はグリーンカード保持者で海外に住んでいたことがあります。

2018年3月に日本の大学を卒業したのですが、まだ1度も就職をしたことがありません。英語を生かせるような仕事をなるべく地元の近くでしたいと思って日本で就職活動をしていたのですが、地方ではなかなかそういった仕事がなく、また永住権も保持をしたいので海外で働こうと思い、ただいま就職活動をしております。

しかし、まだ決まっておらず、親戚の人からも「日本で就職して長くいられる会社のほうが、社会保障の面から見ても将来的にも安定するのではないか?」と言われており、どうしたらいいかわからなくなってきました。

とくにこの仕事がしたい!というのはなく、英語を生かせるような仕事であれば何でもいいのですが……。

アドバイスをもらえないかと思い、ご連絡致しました。よろしくお願いします。

無職 松田

■「英語の仕事主体」で優先順位をはっきりさせよう

英語を生かすことが仕事を選ぶうえでの優先順位が高いのであれば、ご自身の生活の基盤も英語を生かせる環境に身を置くべきです。

地方というのがどの辺りなのかは頂戴した相談文章からはわかりかねますが、少なくともその場所に英語を生かせる環境が見当たらないのであれば、その場所に限定してしまうことは合理的ではありません。

そもそも英語というグローバルな知識を活用しようという心意気にもかかわらず、自らの活動領域を地方に限定してしまっては本末転倒です。

頂戴した文章を拝見するに、松田さんは英語というスキルを極めることに焦点を絞っておられるように思えますので、「どこで働くか」よりも「何をするか」のほうが優先順位は高いはずです。

したがって、まずは地方という「制限条件」を排除し、もっと広い視野で仕事探しをするべきです。

また、親戚の方に日本で就職して「長くいられる会社」のほうが安心、と言われているようですが、そもそも現時点において「長くいられる会社」などは存在しません。

長くいられるか否かは個々人の経験やスキル、仕事をするうえでの志にかかっています。

「寄らば大樹の陰」で、現時点において、安心だと思われる会社に入ったら一生安泰という時代ではもはやありません。

そのような状況下において、一個人や一労働者として唯一持ちうるセーフティーネットは、自分自身の経験とスキル、すなわち労働市場をサバイブするための武器を磨き続けることです。

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