ローソンが「100円タピオカ」を実現できたワケ 先発のファミマは「たっぷり」タイプで勝負

東洋経済オンライン / 2019年10月16日 7時0分

横田氏によれば、チルド商品の魅力は「腹持ちがよいこと」だという。つまりタピオカミルクティーのように、固形物がプラスされていることが大きい。最近発売した「のむりんご酢」「ずんだシェイク」(いずれも184円税別)なども好調だそうだ。

流行が熱しやすく冷めやすいのが、日本の市場の難しいところ。タピオカは長く続いているとはいえ、またいつ低調になるかわからない。長年かけておいしさを追求してきたファミリーマートとしては、どう考えているのだろうか。

「2009年の発売以来、一定のニーズはあるんですね。すでに日常的に飲まれるものになっているのかなと思います。今はまさにタピオカブームと言われていますが、この先まったく需要がなくなる心配はしていませんし、今後もお客様の声を取り入れながら、ブラッシュアップを続けていきたいと思います」(横田氏)

コンビニといえば、今回紹介しなかったセブン-イレブンも、もちろんタピオカミルクティーを販売している。さらに、「大きなタピオカみたいな大福」など、タピオカ人気にあやかった関連商品の裾野も広がっているようだ。

タピオカミルクティー1つとっても、それぞれの戦略があり、また味わいも三者三様、微妙に異なる。専門店には及ばないながら、日常にちょっとした驚きと楽しみを与えてくれるコンビニ商品として、独自の進化をしていくようだ。

圓岡 志麻:フリーライター

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