2006年に見えていた巨大台風「日本上陸」の恐怖 スーパーコンピューターは何を予測していたか

東洋経済オンライン / 2019年10月17日 7時15分

読者のみなさんはよくご存じのとおり、今回の台風19号がもたらした雨量のピークは、箱根において48時間累計で1000mmを超えました。同時に甚大な河川決壊被害をもたらせた千曲川や阿武隈川の上流地域などではシミュレーションと類似した同600mmレベルの雨が降り注いでいます。私は2006年時点で番組を見て「短い期間に600mmもの雨が降ることなんてありえるのか」と驚きましたが、ほぼそのとおりとなりました。

総じて言えば、番組が警告した未来は、現実化していると言っても過言ではないのです。

そしてこれから先、2020年代から2030年代にかけて、今までよりもさらに大きな規模の台風は発生するのかどうか。スーパーコンピューターがそれをどう予測しているのか。

20世紀にはなかった規模の台風や豪雨が日本を襲う時代。被災しなかったあまたの河川でも堤防すれすれのところを巨大な水を満たしてたぷたぷと流れすぎていく不気味な映像を私たちは目にしました。

この結果がまだ「予測されていろいろ言われていたこと」よりも抑えられたのだとしたらそれは恐ろしいことです。「知っている情報」を政治家に語ってほしいと私は思うのです。

鈴木 貴博:経済評論家、百年コンサルティング代表

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