「妻から逃げる夫」に有効な対処法はあるのか 妻からの「2人目の提案」に追い詰められる夫

東洋経済オンライン / 2019年10月22日 7時50分

2人目の子どもが欲しいのですが、夫は口では同意するものの協力的ではありません。先日、それを問い詰めたら帰宅時間が遅くなり、目も合わせてくれなくなりました(写真:takasuu/iStock)

「家族関係」に関するお悩みはどの世代の方もそれぞれにあるものです。「家族」であるからこその関係性のあり方、「血のつながり」や「パーソナルスペースを共有する」故の難しさがあります。

「ほっと肩の力を抜く場所であるはずの帰る場所」が、まさにストレスの現場になっている方は多いのです。家族であろうと、あらゆるストレスのすべては、「対人」です。そして、癒すのもまた「人」なのです。

ただ気持ちにふたをしては根本解決にはなりません。「なぜそうなのか」を知ることはとても重要です。生活カウンセラーの筆者がよりよいコミュニケーションをとる方法について解説していきます。

■帰宅時間が日に日に遅くなる夫

「夫がいよいよ帰ってこなくなっちゃった……。毎晩終電で、金曜は午前様。土日は寝てばかり。今日は夫が家にいるのでここに来ました。最近では目も合わせてくれないんです」

日曜の昼下がりにいらっしゃったともみさん(仮名、40歳)は続けます。

「子どもも3才になるし、そろそろ2人目欲しいなと思って、去年から夫に相談してたんですよ。話したときは、『うん、そうだね』と言っていたのに、一向に夜の営みはないままで、どうしたらいいんだろうってすごく悩んでいます。今の子が生まれてから、夫とはもう夜はご無沙汰で、どうやっていいのかすっかり忘れちゃってる感じです(苦笑)。

ほかに女でもいるのかなとも思ってはみたものの、一応ちゃんと帰ってくるしそんな気配はまったくない感じで。で、先月くらいに、『2人目つくろうって言ったじゃん、私ももう年だし、限界あるんだからちゃんと真剣に考えてんの?』と問い詰めたら、その翌週くらいから帰ってくる時間が遅くなるように……。金曜は毎週午前様でいよいよ帰ってこなくなっちゃった……」

ともみさんのようなお悩みをお持ちの方は多いです。

40歳という年齢を考えればともみさんの焦る気持ちもよくわかります。なるべく自然妊娠を希望されていますからなおのことです。

ほとんどのお宅では、お子さんが生まれると夫婦の関係性が変わってきます。子ども中心の生活になりますので、ご主人のなれない仕草にイライラしてつい強く当たったり……なんて方も多いです。

ともみさんもその1人。ご両親が近くに住んでいるわけでもなく、自分たちで何でもやらなければいけないですから、必死です。

ご主人は随分気を使ってくれていたようですが、それがことごとくずれていてイライラしてしまうとおしゃいます。気がつくと、子どもにも夫にもいつも怒っている状態に。

「誰でも初めてのことはわからないことばかりですものね。ともみさんも子育てに奮闘されてるんですね。ご主人とは育児や家事の分担などがうまくいっているほうですか?」

「はい。時々食事も作ってくれますし、家事もそこそこ分担できているほうだとは思いますが、最近は夫が夜遅いので、平日は私が急いで仕事から帰って子どもを迎えにいって……という感じですね」(ともみさん)

■家庭を“気まずい場所“と認識すると溝は深まる

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