3日で「話すように書ける」衝撃の作文のコツ 子どもたちがつまずく意外なカベ

東洋経済オンライン / 2019年11月2日 7時25分

話すように、簡単に作文が書けるようになるコツとは?(写真:Graphs/PIXTA)

お子さんの夏休みの宿題である「作文」や「日記」、「読書感想文」に苦戦したご家庭も多かったのではないでしょうか。子どもに「書き方を教えて」と言われても、親としてどこから教えていいのかわからない、という声も聞こえてきます。

そこで、「3日間でクラス全員がスラスラと作文を書けるようになる」と話題の作文授業を行う安藤英明先生に、「話すように書く」ためのポイントを聞きました。『小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本』にまとめられた、そのメソッドとは?

■「書けない理由」を1つずつクリアにする

作文は難しい。子どもにとってはハードルが高い。そう思いますか?

実はそんなことはありません。みずみずしい感性と好奇心を持った子どもたちは、日々さまざまなことを感じ、考えています。その証拠に、例えば、運動会や学芸会の次の日、「昨日はどうだった?」と子どもたちに聞くと、「ここが楽しかった」「あそこで緊張した」など、生き生きと話し出します。

それを文字にすれば、まだつたないながらも1つの作文になるわけです。けれども、「今、話していたことを作文に書いてみようか」と投げかけると、突然、しーんとなります。話すことはできるのに、書くこととなると「方法がわからない」と言うのです。

こういった経験から私は、「子どもにとっていちばん負担のない書き方は、『話すように書ける』ことではないか」と思うようになりました。

では、子どもたちが「話すように書けない」のは、なぜなのか。話し言葉と書き言葉の違いとは……。それを日々考え続けるうちに、子どもたちの「書けない理由」は、主に次の5つに集約できると思うに至りました。

② 正しい言葉を使えているか心配
②言葉が思い浮かばない
③どうやって書くのかわからない
④文をうまくつなげられない
⑤原稿用紙を埋めることが難しい

これらの「書けない理由」を1つひとつクリアにするのが、安藤式「瞬間作文法」です。

瞬間作文法では、「話す」ことと同じくらい自然に「書く」こと、原稿用紙が配られた瞬間からスラスラと鉛筆を走らせるようになることをゴールにしています。

■子どもたちの悩みのほとんどは「助詞」

瞬間作文法で最も特徴的なのが、「助詞をなくす」ことです。ここが、従来の指導法と大きく違う部分です。助詞とは、

・友だち“と”話す。
・友だち“に”話す
・友だち“が”話す

といった、言葉と言葉をつなげるもの。話し言葉では、この「助詞」の存在は曖昧でアバウトです。子どもたちが「話す」ことと同じように「書く」ことができないいちばんの原因は、この「助詞」の存在なのです。

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