いま就活生に人気の「就活情報サイト」はこれだ 「ONE CAREER」「就活会議」…新興勢力が台頭

東洋経済オンライン / 2019年11月21日 7時15分

学生が活用する就活情報サイトの人気に変化が表れてきている(写真:U-taka/PIXTA)

数年前まで採用・就職に関する毎年の変化は微小だった。しかし、最近は変化の幅が大きくなった。例えば、インターンシップだ。5年ほど前までのインターンシップは、実施企業は大手企業が中心で、期間も1週間(5日間)以上のタイプが多かった。

だがこの数年のインターンシップは別物だ。ワンデータイプが主流だし、時期も夏期休暇や春期休暇といった長期の休暇中だけでなく、授業のある学期中にも開かれている。

就活サイトにも大きな変化が表れている。HR総研が「楽天みん就」と共同で2020年卒就活生を対象に行った「就職活動動向調査」(6月調査)によると、既成の就活サイトに陰りが見え、新興サイトに勢いがある。2000年代の就活の中核に位置してきたのは、新卒向けの巨大総合サイトだったが、そんな時代が終わろうとしているのかもしれない。

■就活サイトの活用法が変わりつつある

就活サイトの代表格はリクナビとマイナビだ。双璧といっていい。両者とも2万~3万社の情報を掲載する巨大サイトだ。

2社に続くのがキャリタス就活。この3つを就活サイト御三家と形容した時期もあった。このほかにもいろんなナビがある。伝統的なナビとしては、あさがくナビ、ダイヤモンド就活ナビ、ブンナビ!などがあり、いずれも新卒採用に関して長い歴史を持つ企業が運営している。

2000年代まではリクナビが圧倒的な存在だったが、マイナビが2010年代に伸び、現在ではほぼ互角となっている。

学生が「活用した」就活サイトは、学生が使ったサイトをすべて選択してもらう調査だが、リクナビ、マイナビともに約9割と互角である。理系は8割台と少し低く、マイナビよりリクナビがやや強いという特徴はあるが、ほとんどの学生が2つのサイトを併用している。

「年間を通じて最も活用した」就活サイトは、1つのサイトだけを選択してもらう調査だが、リクナビ、マイナビともに3~4割の学生が選択している。

しかし、2020年卒学生に対する調査を見ると、変化が生じていることがわかる。

2020年卒学生が「最も活用した就活サイト」のトップは、文系でマイナビ、理系でリクナビ。依然、この2サイトが他のサイトを大きく引き離している構図は変わらない。両者をあわせると文系では65%、理系では67%に達する。

■リクナビ、マイナビの「2強」に退潮の兆し

3人に2人が、いずれかのサイトを最も活用した計算となる。やはり両サイトの強さは本物に見える。しかし、実際にはかなり退潮傾向にある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング