「50代で再婚できる人」とできない人の明確な差 シニア世代の婚活ニーズが増えてきている

東洋経済オンライン / 2019年11月29日 7時25分

シニアの婚活が増えている。写真は実際の婚活イベントで、皇居の周りをウォーキングする様子(写真:オーネット)

近年、生涯独身人口が増加している一方で、熟年世代の婚活が活発になっている。

熟年世代の婚活には、若い頃の婚活との違いはあるのだろうか。また、どんな人がうまくいき、どんな人がうまくいかないのだろうか。

1960年の創業から中高年の婚活・結婚相談を専門に事業を展開してきた茜会と、結婚相手紹介サービス最大手のオーネットに、熟年世代の婚活の現状について聞いてみた。

■熟年世代の婚活は活況

オーネットは、若い人向けの従来のサービス「オーネット」に加え、中高年向けサービス「スーペリア」を2013年からスタート。「スーペリア」は、男女ともに45歳から入会でき、年齢の上限はない。会員数の伸び率は、2015~2017年までの間に約3倍になったという。

「急激に晩婚化が進み、生涯未婚率が上昇。結婚しない人が増えています。そんな中、20~40代くらいまでの方は、『結婚相手を探す』という目的で来られるのに対し、50代以上になると、『パートナーを探す』という目的で来られる方が少なくない。

なぜなら、50代くらいになると、1人だと寂しいからパートナーが欲しい。しかし、結婚となると、資産や子どもの問題などが関わってくる。だから取りあえず、一緒にいて楽しい相手、気の合うパートナーを探したい……という方が増加しています」

オーネットマーケティング部の長岡正光副部長は、「スーペリア」立ち上げの経緯を説明。

一方、創業60年の茜会は、創業時以来、東京、横浜、大阪を中心に、30代・40代・中高年・シニアを専門とした結婚情報サービスを展開。近年は、晩婚化、少子高齢化、熟年離婚・定年離婚も珍しくないといった背景から、熟年世代の婚活ニーズが増えてきたという。

「当社は『30過ぎたら』というキャッチコピーで事業を展開し、数年前までは30代40代が中核を担っていましたが、だんだん年齢が上昇。少し前から50代が増加し、最近では60代、70代が増えてきています」

茜会新宿サロンチーフカウンセラーの北村純子さんはこう話す。

両社の利用者は、婚歴がある人が多いのだろうか。ない人が多いのだろうか。

「40~50代は初婚の方多く、50~60代は初婚と離婚された方が同程度で、70代は死別された方が多いです。とくに、男性のほうが死別された方が多いという傾向があります」(茜会北村さん)

一方、オーネットの「スーペリア」会員は、約7割が離別した人で、会員における未婚率は28%となっている。

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