「在来線+α」で大幅時短、お得な新幹線区間10選 ちょっとの差額で大幅に時間を短縮できる

東洋経済オンライン / 2020年7月10日 7時25分

在来線運賃との差額500円程度で新幹線を利用できる区間はいくつも存在する(写真:tarousite/PIXTA)

新幹線は運賃とは別に、最低でも1駅分870円の特急料金を支払わなければ乗れないものだ。だが、区間によっては在来線の運賃と新幹線の運賃・特急料金の合計を比べると、新幹線のほうが安い区間や差額が500円前後で済むケースが存在する。

それは在来線が遠回りしている区間や、JR以外の他社線も使わないとたどりつけない新幹線単独の駅前後の区間、そして新幹線開業時にJRから分離され別会社・割高な別運賃になってしまった並行在来線問題の区間である。

前回の記事(「意外?在来線より『新幹線のほうが安い区間』5選」)では新幹線のほうが安い区間を紹介した。今回は差額500円程度で新幹線を利用できる区間10選を紹介しよう。

■550円で2時間40分短縮!

■<東北新幹線>いわて沼宮内―新青森間

前回の記事で、盛岡―新青森間は在来線より新幹線が安いことを紹介した。

同区間は、盛岡から途中の目時(青森県)までの82.0kmがいわて銀河鉄道で2420円、目時から青森までの121.9kmは青い森鉄道で3170円、青森から新青森までの3.9kmはJRで190円、合計5780円となる。これに対して東北新幹線は乗車券3080円、座席未指定の空席を利用できる特定特急券2640円の合計5720円で、新幹線のほうが60円安い。

では、盛岡より1駅先(新青森寄り)のいわて沼宮内―新青森間だとどうだろうか。

在来線の場合、いわて沼宮内から目時までの50.0kmはいわて銀河鉄道で1370円、目時から青森まで121.9kmは青い森鉄道で3170円、青森から新青森までの3.9kmはJRで190円、合計4730円となる。

一方、新幹線は乗車券2640円、特定特急券が2640円で合計5280円。550円の差額で約2時間40分の短縮が可能だ!

■<東北新幹線>盛岡―八戸間

次も東北新幹線だ。盛岡―八戸間は100kmを超える区間だが、わずかな追加額で新幹線に乗れる。在来線の場合は盛岡から目時までの82.0kmがいわて銀河鉄道で2420円、目時から八戸までの25.9kmは青い森鉄道で690円、合計3110円となる。

これに対し新幹線は乗車券1690円、座席未指定の空席を利用できる特定特急券1870円の合計3560円。差額450円で約1時間20分の短縮だ。

■<北陸新幹線>軽井沢―佐久平間

今度は北陸新幹線の各区間を見てみよう。軽井沢―佐久平間は、在来線だとJRと第3セクターのしなの鉄道を乗り継ぐ形となり、2社の運賃が必要になる。一方で新幹線はショートカットするルートであり、新幹線と在来線の差額が小さい。

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