上司に逆ギレされない部下になる断り方の極意 断っても逆に好感度が上がる魔法の言葉とは

東洋経済オンライン / 2020年7月14日 10時10分

気が進まないのに頼まれごとを受けてしまう人は多いようです。相手との関係性を壊さず、しかしきっちり断れる言い方はないものでしょうか?(写真:itakayuki/iStock)

ホントのところはイヤなのに、頼まれごとを断れない。気が進まないのに、誘われると断りづらい……。そういう人はとても多いようです。断ると相手との関係性が悪くなるうえ、社内の空気も悪くなる。その後気まずくなるのは避けておきたい。そんな思考で「ええ……ぜひ」と答えてしまうわけです。

相手との関係性を壊さず、しかしきっちり断れる言い方はないものか? 言いにくいことをハッキリ伝える切れ味鋭いコメントで、メディアで活躍中の野々村友紀子氏が、氏の新刊『ハッキリものを言って嫌われる人、好かれる人の伝え方』をもとに解説します。

■しっかり断らないと損をする

忙しくて、ただでさせパンクしそうなのに「上司の命令だから……」と言われるがまま、キツい仕事をねじこまれる。また、渋々行きたくもない飲み会に足を運ぶハメになる。こんな経験をしている人は多いでしょう。けれど冷静に考えると、断れず、いやいや「イエス」と言ったほうが、憂鬱になりませんか?

本当はイヤだという気持ちを抱いたまま行った飲み会が楽しいわけがありません。心身ともにツラいのに、無理やり仕事を押し込んだら、心身を病んでしまうことだってあるでしょう。

残念ながら世の中には、悪意がある人もいます。「はっはーん。この人は何を言っても断れないタイプだな」と解釈されたら最後、どんどん行きたくもない会合や、ムリめの仕事を押しつけられてしまうかもしれません。ただ、おかしな断り方をして完全に関係を切らないほうがいい相手もいます。というか、そのほうが多い。ではそんな時、どうやって断ると角が立たないのか?まずお勧めしたいのが、断るのではなく、相談する方法です。

「明日までにこの資料まとめといて!」とてもじゃないけれど、手が空いてない状態なのに、上司から仕事をねじ込まれた。断りたい、けれど、自分は押しが弱い。そんなときは「イヤです!」「ムリです!」ではなく、こう言ってみてください。

「すみません、ちょっとご相談なんですが……」

「イヤ」「ムリ」と拒絶されて喜ぶ人はいません。ところが、部下に相談をもちかけられて喜ぶ人はけっこう多いもの。「なになに、どうした?」と返してくるはずです。そこで相談するのです。「実はいま別件の資料づくりを進めているところで、とても手が離せません。課長の資料もぜひお手伝いしたいのですが、私の力量ではとても明日までにはムリで、お受けできないんです。どうしたらいいでしょうか?」 相談の形をとっていますよね。けれど、よく聞くとしっかり断っています。

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