長瀬智也退所、TOKIO法人化に得心しかない理由 悲しさや驚きよりも感動が上回るコメント

東洋経済オンライン / 2020年7月23日 19時35分

主要なスポーツ紙が7月23日付の1面トップで長瀬智也さんのジャニーズ退所を伝えました(東洋経済オンライン編集部撮影)

どこまでも、まっすぐで力強く、熱く人情あふれる。そんな長瀬さんとTOKIOメンバーのキャラクターがにじみ出るような退所発表でした。

7月22日夜、来年3月で長瀬智也さんがジャニーズ事務所を退所し、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人が株式会社TOKIOを設立することを発表。長瀬さんは「他の事務所に所属せず、裏方の仕事をする」、株式会社TOKIOはジャニーズのグループ会社となるという驚きも含めて話題を集めています。

ジャニーズ事務所や本人たちのコメントを見ると、今回の退所や法人化が、いかに素晴らしく、画期的であるかが見えてきました。世間の人々に勇気を与える、とりわけアラフォーのビジネスパーソンは、「自分も頑張ろう」「まだまだ可能性はある」と希望を持てるようなものだったのです。

■ジャニーズが26年の成果を称えた意味

まずジャニーズ事務所は、「バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました」とコメントしました。冒頭に26年間に渡る仕事の成果を称えるフレーズを使ったところに、彼らへの尊重の念を感じさせたのです。

次に「長年応援してきてくださっているファンの皆さん、さまざまなメディアを通してTOKIOを楽しんでくださっている皆さんがいたからこそ、TOKIOを強く、逞しい存在にしていただけたことを、心より感謝申し上げます」とファンへの感謝を伝えました。

さらに「TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わしたうえで出した大きな決断に対し、弊社としても心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました」と経緯を説明しつつ、ここでようやく社としての努力を示しました。「本人たちを尊重し、ファンに感謝したあとで、自らの正当性を示す」というお手本のような構成の文章だったのです。

また、株式会社TOKIOには「ジャニー(喜多川さん)が命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます」、長瀬さんには「少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と詳細を説明。グループの形が変わっても、メンバーが昨年7月に亡くなったジャニー喜多川前社長の思いを引き継いでいくことを明確に示しました。

■変わらないグループ愛を示した長瀬

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