「仕事の電話で嫌われる人」がついしていること リモートで仕事の効率を上げる電話のマナー

東洋経済オンライン / 2020年9月22日 10時10分

相手に嫌われない電話のマナーとは(写真:zak/PIXTA)

コロナ禍では多くの企業が働き方の転換を迫られた。パーソル総合研究所の調査によれば、5月下旬には約3割がテレワークを実施していると回答。緊急事態宣言解除後でも、依然として約2割の企業で継続されている。

通勤ストレスから解放され、自分のペースで業務に集中できるとテレワークを歓迎する声があがる一方で、オンライン会議やビジネスチャット中心のコミュニケーションが続くことで、いわゆる「チャット疲れ」を訴えるビジネスパーソンも少なくない。

そこで見直されているのが、電話だ。最近では相手の時間を奪うと嫌われがちな電話だが、使い方によっては生産性が向上し「チャット疲れ」も解消される。本稿では、テレワーク時にも非テレワーク時にも活かせる「嫌われない、上手な電話の使い方」について解説する。

■電話は相手の時間を奪う悪者ではない

テレワーク下では対面コミュニケーションが激減し、オンライン会議やビジネスチャットがそれに代わるようになった。業務の効率化が進んだ部分も大きいが、一方で「情報量が多く必要な情報を見落とす」「テキストでのやり取りが膨大で余計に時間がかかる」といった意見もインターネットでは飛び交っている。

オフィスにいれば声をかけて1〜2分話をすれば解決するようなことでも、チャットでは文章作成に何倍もの時間がかかる。かといってわざわざオンライン会議を設定するのも効率が悪い。こういう場合に最も適しているコミュニケーション手段こそが電話なのだ。

最近は、業務上のやり取りで電話を活用することに後ろめたさを感じるビジネスパーソンが少なくない。実業家の堀江貴文氏による「電話してくる人とは仕事をするな」、元マイクロソフト社長の成毛眞氏の「電話をかけてくる人は仕事ができない」など、著名人の「電話嫌い」発言が話題になったことの影響は大きいのではないだろうか。Amazonが社内コミュニケーションに電話を使わないというのも有名な話である。

しかし、これらの言葉に続く提言を最後まで読んでいくと、彼らが憤っているのは「こちらの都合に構わず電話してくる」「チャットでも完結できるのに電話をしてくる」と、相手の時間を奪う態度に対してであることがわかる。

相手の状況や必要性に応じて電話コミュニケーションを選ぶことは、結果として互いの生産性向上につながるのだから、闇雲に避けるべきではないだろう。今、改めて考えるべきなのは、相手に嫌われず、そして仕事のパフォーマンスを向上させる電話の使い方である。

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