コロナ感染、28歳の彼が味わった隔離7日全記録 本人、同居人、職場など周囲には何が起こったか

東洋経済オンライン / 2020年9月28日 18時0分

今回、保健所からも、相談した専門医や大学教授からも、『罹った人を絶対に責めるな』と口をそろえて言われました。コロナによってストレスフルな環境にいる人たちの精神的なケア、そして今の厳戒態勢をどこまで続けていくべきなのか。もう考えなければいけない時期にきていると思います」

■それでも不幸中の幸いだった

誰もがコロナに罹ってもおかしくない時代。今回、運悪く罹患してしまった沢田さんは、それでも不幸中の幸いだったという。

「そういう意味では僕は幸運でした。正直なところ、僕の場合は症状が軽かったので、体調のことよりも、社会的な反応がすごく怖かったです。隔離中もテレビをつければ連日コロナの特集をやっていて……ちょっと大きく報じすぎなんじゃないかとも思いました。コロナに罹るとむちゃくちゃ不安です。恐怖です。ただ、不安のなか周りの人たちがどうやって接するかが本当に重要なんだと思います。僕も一時は精神的に病んでしまいましたが、周りの人たちの言葉のおかげで助かったと思っています。僕の今回の経験で最も得た教訓です」

新型コロナウイルスは、人と人の距離感を壊す病なんてことも言われている。もしあなたの周りに感染者が出たとき、どんな対応であり、振る舞いができるだろうか。これからのwithコロナ、そして次の時代に向けて、感染予防対策と共に考えていかねばならない問題である。

村瀬 秀信:ライター

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