足立区の病院「クラスター発生→撲滅」の全記録 立ち入り調査きっかけに「職員の士気上がった」

東洋経済オンライン / 2020年10月2日 18時10分

新型コロナ感染者の増加ペースは8月中旬頃をピークに鈍化しているものの、秋冬の季節性インフルエンザの流行時期に、感染拡大が再燃する可能性がある。伊藤院長は、「感染防止対策を充実させて等潤病院が、地域の最後の砦として2次救急病院の役割を果たしていく姿勢は堅持していく」とぶれることはない。

一方、新型コロナPCR検査とインフル迅速検査の検体採取は同じような方法で、インフル迅速検査はこれまで一般の診療所においても積極的に実施されてきた。伊藤院長は「新型コロナが流行する中で、これまでのようにインフル迅速検査などを多くの医療機関でできるのか、という話になってくるだろう。もし、検査や診療が特定の医療機関に限定されることとなれば、ただでさえ新型コロナで逼迫している医療事情はさらに深刻になる」と危惧する。

新型コロナとインフルが同時に流行したときの対応を個々の医療機関の判断に委ねるのは難しく、両者を踏まえた地域の医療提供ガイドラインなどの整備が急務だ。

君塚 靖:えむでぶ倶楽部ニュース編集部 記者

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