「何もない」大崎は鉄道を支えた工業の街だった 来年120周年、悲しそうな「自虐キャラ」で注目

東洋経済オンライン / 2020年10月18日 7時50分

大崎駅界隈のオフィスビル化が進む中でも、存在感を発揮したメーカーもある。それがソニーだ。ソニーは、非接触型IC乗車券の技術として用いられるFeliCaを開発。2001年、JR東日本がSuicaにFeliCaの技術を採用したことでIC乗車券は普及した。

ソニーと鉄道の関係はそれだけではない。創業者の井深大は、鉄道総合技術研究所の初代会長を務めた。研究所内には、井深の功績を称える井深通りが今も存在している。そんなソニーも2007年に本社を大崎駅から移転したが、大崎駅界隈ではITベンチャーが次々に勃興している。これらITベンチャーの多くは、取引や技術開発などでソニーの影響を受けて成長してきた。

昨年11月から相鉄とJRの直通運転が開始されるなど、大崎駅は動線にも変化の波が押し寄せている。大崎駅の周辺には、今後も再開発の計画が持ち上がっているだけに、これからも注目エリアとして存在感を発揮することは間違いない。

小川 裕夫:フリーランスライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング