「新型ノートvsヤリス」徹底的に比較してみた 新しさの「新型ノート」と安心感の「ヤリス」

東洋経済オンライン / 2020年12月24日 7時40分

2020年11月に発表された新型ノートの価格は202万9500円〜218万6800円。対する2020年2月に発売したヤリスの価格は139万5000円~249万3000円(写真:日産自動車/トヨタ自動車)

2020年は、コンパクトカーの勢力図にも大きな変革が起きた。トヨタが2月に発売した「ヤリス」が大ヒットを記録し、同カテゴリーで2017年から3年連続で車種別新車販売台数1位だった日産自動車「ノート」の牙城を崩したのだ。

だが、日産自動車もだまってはいない。11月24日にノートをフルモデルチェンジし、3代目となる新型を12月23日(予定)に発売することを発表したのだ。

新型ノート対ヤリス。近年、軽自動車とともに人気が高まっていることで、販売競争も熾烈化しているコンパクトカー・カテゴリーの中で、次の主役となるのはいったいどちらのモデルなのか。それぞれの特徴や違い、優位性などを検証してみた。

■パワートレーンを比較

新型ノートで注目されているのが、新しくなったハイブリッドシステム「e-POWER」の採用だ。先代はガソリン車も選べたが、3代目はコンパクトSUVの「キックス」同様、ハイブリッド車のみの設定となった。

日産独自のシステムであるe-POWERは、ガソリンエンジンで発電し、駆動用モーターで走行するシリーズハイブリッドと呼ばれる方式だ。2016年に先代ノート(2代目)に初採用されて以来、搭載モデルが大きな人気を博し、ノートの販売台数に大きく貢献している。

新型ノートに搭載されるe-POWERは、改良型の第2世代だ。ハイブリッドシステムの中心となるモーターやインバーターを刷新し、先代ノートに比べトルクを10%、出力を6%向上させたほか、1.2L・3気筒の発電用エンジンもパワーアップを図るなどで、より心地よい加速性能を実現するという。

また、エンジンの作動頻度を低減するなどで静粛性を向上したほか、逆にロードノイズが大きい場合には積極的に発電を行うなど、制御系システムの改良も行っている。

対するヤリスは、ガソリン車とハイブリッド車の両方を用意する。ガソリン車は1.0Lと1.5L、ハイブリッド車は1.5Lエンジンを搭載(いずれも3気筒)。2タイプのCVT(AT)と1.5Lガソリン車には6速MTも設定している。

ヤリスのハイブリッド車には、プリウスなどと同様、今では一般的になったパラレル方式を採用する。発進時など低速走行時はモーターだけのEV走行を行い、速度がある程度上がるとエンジンで走る仕組みだといえばわかりやすいだろう。

新型ノートとヤリスでは、ハイブリッド機構が違うのはもちろんだが、アクセルやブレーキの操作にも相違点がある。

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