「新型ノートvsフィット」徹底比較してみた 類似点の多いコンパクトカー2台の違いとは
東洋経済オンライン / 2020年12月26日 7時50分
また、シートは、どちらも背もたれのホールド感がよく、長時間ドライブでも疲れにくい仕様となっている。
新型ノートの内装では、ディスプレイ部と一体化したメーターが大きな特徴だ。メーターのパネルには、アドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチカラーディスプレイ)を採用、パワーメーターやエネルギーフローメーター、バッテリー残量計など複数の液晶ディスプレイが並ぶデザインは、高い高級感を演出している。最上級グレードXのナビには、オプションで9インチのワイドディスプレイも装着が可能だ。
■シフト操作は大きな違いがある
シフトレバーは、ノートは前後の動きのみで操作できるスクエアなボックス型の電制レバーを採用。ハイブリッドやEVらしさを強調したデザインだ。対するフィットは、オーソドックスなスティック式のシフトレバーで、操作方法など誰にでもわかりやすい装備を採用する。
どちらも、レバーを引くだけで操作できる電動パーキングブレーキを装備するため、センターコンソールや運転席の足元がすっきりしている点も同じだ。
さらに、ステアリングには、ノートとフィット共に、角度(高さ)を調整できるチルト機構と、前後位置が調整できるテレスコピック機構の両方を装備している。これらは、ドライビングポジションをドライバーの体型などに合わせるために必要不可欠な装備だ。
細かいことだが、こういった安全性に大きく関与する機構を「きちんと」備えている点も、2モデルが長年ユーザーから愛され続けている理由のひとつだろう。
前述の通り、新型ノートのパワートレインは、ハイブリッドシステム「e-POWER」のみの設定となった(先代モデルはガソリン車も選べた)。このシステムは、ガソリンエンジンで発電し、駆動用モーターで走行するシリーズハイブリッドと呼ばれる方式だ。新型ノートに搭載されるe-POWERは、モーターとインバーターなどを改良した第2世代で、先代ノートに比べトルクを10%、出力を6%向上している。
また、先代モデルでも好評だった「e-POWER Drive」という機能もアップデートされている。通称「ワンペダル操作」と呼ばれるこの機能は、アクセルペダルを戻すだけで減速ができるものだが、先代ノートでは減速時の挙動に「慣れが必要」という声もあった。新型では、制御の見直しでよりスムーズな減速フィールを実現し、急にアクセルペダルを戻しても「体が前のめりになる」ことはないという。
■フィットはハイブリッドとガソリンエンジンを設定
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