「いつか」では遅い子どもを守る積極的な性教育 「愛情表現」を軸に自分の言葉で伝える大切さ

東洋経済オンライン / 2021年1月15日 19時0分

性教育の何を教えたらいいのか、それを知るのためにもまず本を買って親子で読むことから始めました(写真:Domani編集部)

子どもが小学生になれば、話題に上がってくる性教育のこと。接し方、伝え方は家庭それぞれだけど、迷っているママにとって1つの道しるべとなりそうな考え方をご紹介します。

■「いつか時期がきたら」ではすまなくなっている性教育

性教育は愛情教育

昨年(2020年)の12月初旬、小学5年生の娘が学校で性教育の授業を受けました。それまで家庭ではとくに話をする機会はなく、また話をする環境を積極的につくろうとはしてこなかったので、娘にとってはこれが初めての性教育です。

親子間でもジェンダーの話をよくしていますが、その中で、性教育は切り離せない大事なものだと、ずっと感じてはいました。でも、私も夫も性教育=SEX教育のように考えてしまって、「必要なときがきたら」という程度に考えていたんです。小さいうちから意識して何か伝えようとはしていませんでした。

同じ時期に、雑誌『VERY』の取材でフクチマミ先生・のじまなみ先生から性教育を学ぶ機会があり、新たな気づきがありました。性教育は親として難しいものだと感じていた私は、「性教育は愛情教育」という先生方の言葉を聞いて、一気に気持ちが楽になったのです。

息子たちは動物が大好きで、小さいときからイギリスのチャンネル「BBC earth」を観たり、水族館や動物園にもよく行っていました。そこで交尾の場面に遭遇すると、すばらしいことなのに私がうまく説明できなくて、曖昧にしていたり。でもこういうときこそ、「愛情表現である」ということを根底に話せば、私自身の抵抗はなかったと今は思います。

かつて娘がまだ小さかったとき、会話の中で「(私の)姉は授かり婚だった」という話が出たことがありました。娘が「結婚をしていなくても赤ちゃんはできるの?」と聞いてきたとき、私はどう答えたらいいのかわかりませんでした。でも「愛情」をベースに、「愛し合うということ」そして「結婚という制度」をそれぞれ、私なりに話せたんじゃないかと今は思います。

■知識があれば守れる安全もある

SNSやインターネットが子どもにとっても日常的になり、意図しなくても性的な画像や映像に触れてしまう可能性も高くなりました。

ネットやスマホをきっかけにした性犯罪も、得体のしれない大きな恐怖となっています。ネット上では知らず知らずのうちに被害者となるだけでなく、もしかしたら(拡散などを通じて)加害者に加担してしまう可能性も気づかされました。

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