面接官やリクルーターが好印象な会社の共通項 約8割の学生で「社員と面接官」が志望に影響
東洋経済オンライン / 2021年1月21日 9時0分
「優しい雰囲気を出してくれた」(早慶大クラス・文系)
「穏やかに話してくれる方が多く、素を出すことのできる雰囲気があった」(早慶大クラス・文系)
「とても和やかで、こちらの意図を汲み取ろうとしてくれた」(旧帝大クラス・理系)
カゴメ(面接官5位)の面接官に対するコメントで目立つ言葉は、「にこやか」「生き生き」「楽しい」「明るい」。さわやかな笑顔で話を聞く面接官の評判がいい。
「とても生き生きして元気な社員の方だったのでこちらもその雰囲気に負けないように面接しました」(上位私立大・理系)
「私の話を笑って聞いてくれた。話を広げてくれてとても楽しかった」(その他私立大・理系)
今回は2021年卒採用での学生調査データを検証し、社員(リクルーター)と面接官の学生に与える影響を紹介した。この種の調査は毎年実施しているが、年によって大きな変化はない。
もちろん多少の変化はある。少しずつ学生の気質は変わっていき、面接手法のはやりすたれもある。例えば、2010年代前半まで圧迫面接が流行したが、最近ははやらない。圧迫面接に対する学生の評判が悪く、ネットを通じてさまざまな情報が拡散される恐れがあるからだ。
■好印象の企業の共通点
しかし、学生が評価する社員(リクルーター)と面接官の特徴は、どの年度でもほとんど変わらない。学生が自分を引き出してくれると感じることが評価につながる。そして、毎年好印象を与える企業の顔ぶれは大きくは変わらない。たぶん学生に接するときのツボを心得ているのだろう。ほかの企業も好印象企業の応接から学ぶことがあるはずだ。
佃 光博:HR総研ライター
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