節分に鉄分補給、「鬼」と「豆」が付く駅名10選 「鬼滅の刃」大ヒットで例年以上に注目集まるか

東洋経済オンライン / 2021年1月27日 7時30分

東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅。蒸気機関車(SL)の転車台がある駅前広場で鬼が出迎える(編集部撮影)

2021年の節分は2月2日である。節分というのは立春の前日であり、毎年2月3日と固定されているわけではなく、2月4日のこともあった。

2021年の立春は2月3日なので、2月2日が節分となるのだが、これは明治期の1897年以来、実に124年ぶりのことになるという。また今回の節分は、映画『鬼滅の刃』の大ヒットもあって鬼にまつわる話題も多く、例年以上に盛り上がりそうだ。さらにステイホームで在宅時間が増えていることから、豆まきで鬼(コロナ)退散を願う家庭も多いのではないだろうか。

そこで節分にちなみ、全国にある「鬼」と「豆」が名前に付く駅を筆者の独断で選び、駅にまつわる話題を書いてみた。

■鬼怒川温泉からスタート

まずは、「鬼」が駅名に含まれる駅から。

1)鬼怒川温泉(東武鬼怒川線) 

古くは毛野(けの)国と呼ばれた栃木県、そこを流れる川なので「けのかわ」「けぬがわ」さらになまって「きぬがわ」と呼ばれるようになったという説、あるいは、普段は静かに流れている川なのに、洪水になると荒れ狂って「鬼が怒っているようだ」といわれ、鬼怒川になったともいわれている。

鬼怒川上流は、温泉が湧いたことから鬼怒川温泉として昭和のころは会社の社員旅行などでにぎわい、巨大なビルとなった温泉旅館が林立し大いに栄えた。しかし、平成以降、団体旅行が流行らなくなり、客が激減したことから温泉地は閑古鳥が鳴くようになった。それに加え、東日本大震災の影響もあって、鬼怒川温泉から客が遠のいてしまった。

その鬼怒川エリアに東武鉄道が2017年8月、蒸気機関車牽引の観光列車「SL大樹」を導入。下今市―鬼怒川温泉間を走るようになった。幸い好評だったので、2020年に2両目のSL(C11形325号機)を真岡鉄道から譲り受け、2021年夏からは毎日の運行を計画する。

鬼怒川温泉の駅前広場には転車台を設置し、鉄道ファンのみならず、温泉客の注目の的となってにぎわいを取り戻している。同駅の北隣には鬼怒川公園駅がある。SL大樹および特急列車スペーシアは鬼怒川温泉駅が終点となり、多くの観光客は鬼怒川温泉駅で降りてしまうため、ひっそりと静まり返っている。

このご時世、「密」を避けてローカル線の雰囲気を楽しめる駅だ。さらに北上した会津鉄道沿線の芦ノ牧温泉には、『鬼滅の刃』の「無限城」の場面にそっくりと話題になった旅館もある。

■首都圏にある駅

2)鬼子母神前(都電荒川線) 

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