婚活界で「モテにくい」タイプが良縁を掴む秘訣 「ハッキリものを言う」女性が見つけたお相手

東洋経済オンライン / 2021年2月7日 16時0分

希望条件とは異なる男性と結婚した経緯とは? (イラスト:堀江篤史)

35歳以上で結婚した「晩婚さん」を訪ね歩く本連載。6年半も続けていると奇跡のようなうれしい出来事に遭遇する。学校教員の和田幸子さん(仮名、49歳)は連載開始当時からの愛読者で、この記事で紹介した小さな結婚相談所に48歳のときに入会、昨年夏に無事に結婚したという。以下のようなメッセージがなぜかツイッターを介して届いた。

突然のメッセージ、失礼致します。いつも「晩婚さんいらっしゃい」などの記事を、楽しみに拝読しております。 記事がきっかけで、「東京世話焼きおばさんの縁結び」に入会しました。そして、7カ月の在籍で、成婚退会しました。この8月に入籍致しました。よろしければ、Zoomで構いませんので、私の話をお聞きいただけませんでしょうか?

独身だった読者が記事をきっかけに婚活して晩婚を果たし、今度は取材先として名乗り出てくれる――。筆者は20年近くフリーライターをしているが、こんなに光栄で気楽な取材はめったにない。すぐに連絡を取ってZoomミーティングを予約した。

■美人できまじめな「学校の先生」の最初の結婚

幸子さんはスレンダーな美人だが、やや早口できまじめな印象を受ける女性だ。祖父母のお墓参りは欠かさないという古風な良識の持ち主らしい。勤務先の私立校以外でも専門学校や企業向けに講師を引き受けるなど、仕事熱心で行動的な一面もある。

39歳のときに一回り以上年上の前夫と離婚した幸子さん。「私が成長して、彼の思いどおりにはいかなくなった」のが原因だと振り返る。

「私が高校時代に知り合って、20代になってから付き合い始めて結婚しました。若かったので最初は気づきませんでしたが、借金をしてまで趣味にお金をつぎ込んでしまう人です」

前夫はやや子どもっぽい男性だったのだろう。体調がよくない父親との仲も悪く、幸子さんが間に入って面倒を見ていたという。その父親が亡くなり、資産を相続する過程で前夫の「お金問題」が浮上。別居をしたうえで離婚した。30代後半のときだった。

「彼は別居して時間を置けばよりを戻せると思っていたようですが、私はもう無理でした。人生は長いので40歳前にやり直したかったからです」

やり直すと言ってもすぐに再婚したかったわけではない。実家にも職場にも近い場所で賃貸マンションを借り、興味がある分野の資格勉強も始めた。

「人生初の1人暮らしでしたが、母の親戚がみんなで応援してくれました。母は5人きょうだいでとても仲がよく、おばやいとこたちにはいつも励ましてもらっています。仕事の面でも目標を見つけて毎日が充実しました」

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