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コロナ禍で家の昼食「ハンバーガー」激増の理由 外出自粛で食卓のメニューが大きく変化

東洋経済オンライン / 2021年3月7日 13時0分

コロナ禍の食卓メニューをデータで分析しました(写真:freeangle/PIXTA)

コロナ禍で生活スタイルや価値観の変化が起こっています。その中の1つが「食」に関することではないでしょうか。

では、この1年で私たちの食卓がどのように変化してきたのか、生活者の調理・食卓の状況を捕捉する「インテージ・キッチンダイアリー」(京浜、京阪神、東海エリアの主婦を対象とした2人以上世帯約1260サンプルによるパネル調査)からひも解いてみたいと思います。

■内食率を比較してみる

今回、コロナ禍が本格化した2020年3月以降を2つの期間に分け、3~5月を「コロナ前半」、6~12月を「コロナ後半」としています。

コロナ前半は「第1波」の時期で、リモートワークの急増や全国的な休校措置、飲食店やレジャーサービスの休業などがありました。

コロナ後半は第2波、第3波がやってきて、新規感染者数が高止まりした時期に当たります。新規感染者の数についていえば、第1波よりもはるかに多かったものの、緊急事態宣言は発出されず、リモートワークや行動自粛も限定的となり、比較的行動の自由度が高い時期でした。

はじめに食場面(朝食、昼食、夕食)ごとの内食率について見てみます。内食率とは、各食場面における「内食」「外食」「旅行・外出などのため家で食事をしなかった」のうちの「内食」の割合のことで、内食回数のボリュームを表す指標です。

内食率の前年比を食場面別に見ると、朝食については、コロナ前後で差がほとんどありませんでした。朝食はそもそも家で食べることが圧倒的に多いため、コロナに関係なく、家で食べていたということになります。

昼食、夕食の内食率は、前年と比べると大きく伸びていることがわかります。夕食については、飲食店の休業や時短営業、休日の外出・行楽の減少などが大きな要因であるものと想定されます。

■家で昼食というスタイルが根付きつつある

ここで特徴的な動きが見えるのが、昼食です。昼食は夕食以上に顕著な伸びとなっていますが、特にコロナ前半の4月、5月が大きく伸びているのが特徴的です。コロナ前半は、今以上に「ステイホーム」が叫ばれ、最低限の外出しかしなかったという方も多いと思います。結果的に、昼食も家で食べるしかないという状況になったものと推察されます。

コロナ後半は緊急事態宣言が発令されていませんでしたが、それでも前年比10%前後で推移していることから、「家で昼食」はコロナ禍をきっかけに確実に根付きつつ生活スタイルの1つといってもよいかもしれません。

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