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話題の「16時間断食」の一体なにがスゴイのか がんを克服した医師が辿りついた究極の食事法

東洋経済オンライン / 2021年6月16日 18時0分

1日3回食事をとると、朝食から昼食までの間隔は4~5時間、昼食から夕食までは6~7時間程度しかありません。これでは、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っているあいだに、次の食べものが運ばれてきます。

当然、胃腸は、つねに消化活動をしなければならなくなります。肝臓もフル回転で働かなければなりません。胃腸も肝臓も、休む間もなく働き続け、どんどん疲弊していってしまうのです。

胃腸が疲れ、消化機能が衰えると、栄養素をきちんと吸収できない、老廃物を排出できない、免疫力が低下するなど、さまざまな問題が生じます。スポーツのあと休憩をとるのと同じように、内臓にも休息が必要なのです。

1日3食の弊害としては、「内臓が休む時間がない」ことのほかに、「食べすぎを招きやすい」ことも挙げられます。

例えば、「前の食事が高カロリーだったため、今は体があまりエネルギーを必要としていない」というとき、決まった時間に食べることが習慣化していると、「今、空腹かどうか」「体がエネルギーを必要としているか」といったこととは関係なく食事をとってしまい、結果的に「食べすぎ」になってしまうことが多いのです。

しかも、胃には伸縮性があり、食べた量に合わせて膨らんでいきます。普段から慢性的に食べすぎている人の場合、「胃が膨らんでいる状態」が当たり前になっていて、「本来、体が必要としている量」以上の食べものも、どんどん受け入れてしまいます。

「食べすぎ」は、体にさまざまな影響をもたらします。「食べすぎ」の弊害には主なものだけでも、次のようなものが挙げられます。

・消化する時間とエネルギーが必要になり、胃腸や肝臓に負担がかかる。
・体内の活性酸素が増える。
・血液中の栄養分が過剰になり、血液や血管の状態が悪くなる。
・脂肪が過剰に増えると、悪玉ホルモンの分泌が増える。
・疲れやだるさの原因になる。
・糖尿病、高脂血症、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、がんなどの原因になる。
・糖質の取りすぎが、肥満や「脂肪肝」の原因になる。
・糖質の取りすぎで血糖値が急上昇し、食後の眠気、だるさ、イライラなどの症状が表れる。
・血糖値が高い状態が続くと、2型糖尿病の発症につながる。

1日3食の習慣には、「内臓が休む時間がない」「食べすぎを招きやすい」といった弊害があり、体にさまざまなダメージを与えているということをお話ししました。では、こうしたダメージから体を守るには、いったいどうしたらよいのでしょう。

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