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中学受験or高校受験「わが子との相性」の見極め方 「難関国公立大への進学に有利か」の観点で検証

東洋経済オンライン / 2021年7月7日 15時0分

高校受験を目指すべきか、中学受験をすべきか。それぞれのメリット、デメリットについて考察しました(写真:Fast&Slow/PIXTA)

近年、大学入試改革や私大定員厳格化をうけて、大学受験に少しでも有利になるようにと、中学受験人気が再燃しています。

中学受験を考えていない小学生にとっても、効果的に学力を伸ばすための「頭の使い方」を身につけておくことは重要でしょう。

『学習の作法 中学受験・中学入学準備編』では、中学受験、そして中学入学後に一歩リードするために、「何ができるようになればいいのか」「どういう勉強をすればそれが身につくのか」を具体的に紹介しています。

本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。

■高校受験に比べて、中学受験はコスパがよい?

2020年までにも東京の都立日比谷高校、大阪の府立北野高校が大きく進学実績を伸ばして「公立復権」と話題になっていましたが、2021年はさらに横浜翠嵐高校が50人の東大合格者を出しました。

これには、「遠くの超進学校より地元のトップ校」という地元志向や、将来を考えて男子校を避ける共学志向も大きく影響していると思いますが、それぞれの公立高校の受験指導が充実してきたというのもまた事実だと思います。

こうなってくると、高校受験を目指すべきか、中学受験をすべきかというのは、今まで以上に大きな関心事になるでしょう。

もちろん、それぞれいろいろな観点からのメリット・デメリットがありますが、ここではおもに「国内の難関国公立大学への進学に有利かどうか」という観点に絞って考察します。

①受験する学校までの通学時間・環境

まず考慮すべきは、通学時間やその環境です。遠くの中学校まで通うのは、それだけでも負担が大きく、勉強時間の確保には不利にはたらきます。

いくらレベルの高い授業を受けていても、満足に予習復習ができなければ十分な効果は見込めません。ただし、すぐ近くの駅が始発の電車に座り、乗り換えなしで学校まで行けるような状況であれば、通学時間を予習復習に当てることも容易でしょう。その場合、時間の長さは、さほど問題にならないかもしれません。

②周囲に影響を受ける度合い

周囲に流されやすい性格の場合、上位進学校の「みな勉強するのが当たり前の環境」は大きなメリットになります。地域のトップ校や超進学校で特に優秀なクラスメートから刺激を受けることで、学力の向上が見込めるからです。

一方、環境にかかわらずマイペースを貫けるタイプの子だと、このメリットは薄れます。公立中学校でも周囲に流されず、ハイレベルの学習を続けられるのであれば、無理に中学受験をせずとも、将来難関大学に合格する可能性は高いと思われます。

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