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注目は「屋根がテントになる」キャンピングカー 必要なときだけポップアップルーフで大空間に

東洋経済オンライン / 2021年7月11日 14時0分

東京キャンピングカーショー2021に展示されていたポップアップルーフ採用モデル(筆者撮影)

近年、アウトドアブームや災害対策として需要が伸びるキャンピングカーの中でも、とくに注目されているのが「ポップアップルーフ」仕様のモデルだ。

その特徴は、屋根を上方に開くことで、まるで自動車の上にテントを置いたかのような形状となること。車体サイズを純正からあまり変えなくても居住や就寝のスペースを増やすことができ、屋根を閉じれば普段使いなどにも対応することなどが人気の理由だ。都市部に住むユーザーにとっては、本格的な大型キャンピングカーと違い、広い駐車場が不要なことも大きな支持を受けている要因だろう。

そこで今回は、東京キャンピングカーショー2021(6月12~13日・東京ビッグサイト青海展示棟A)に出展されたモデルを例に、キャンピングカーで今もっとも注目を集めている仕様のひとつ、ポップアップルーフ搭載車について紹介する。

■ワンボックス車やミニバンをベースにした「バンコン」

キャンピングカーの中でも、ワンボックス車やミニバンをベースにしたバンコンバージョン、通称「バンコン」と呼ばれるモデルが近年高い人気を誇っている。業界団体の日本RV協会の調査では、2020年に生産されたキャンピングカーの中でバンコンが全体の31.2%を占め、他タイプと比べ生産比率が高い。つまり、ニーズが高いのだ。それだけに各メーカーでは、さまざまな工夫を凝らした仕様を多数販売するが、ポップアップルーフ搭載車の比率もかなり高い。

人気が高いバンコンで装着するモデルが多いことには理由がある。例えば、埼玉を拠点とする「キャンピングカープラザ東京」が展示した、日産の「NV350キャラバン(ナローサイズ)」がベースの「RIW350」と、「NV200バネット」をベースとした「RIW200-ER」(製作担当は徳島のメーカー「アネックス」)。

いずれも8ナンバーのキャンピングカー登録となるバンコン・タイプだが、外観はポップアップルーフを装着するほか純正とほぼ変わらない。全長や全幅は同サイズで、全高のみRIW350が2100mm、RIW200-ERが2020mmと純正より高いが、ショッピングセンターなどの屋内駐車場に入ることのできる高さに収めている。

車内に目を移すと、いずれもソファやテーブル、キッチン、収納スペースなどを持ち、高い快適性を誇る。3列シート標準装備のRIW350は乗車定員が7名で、就寝定員は大人3名と子供3名を実現。RIW200-ERは乗車定員4名、就寝定員は大人3名と子供1名が可能だ。両モデルともにポップアップルーフによって、ボディを極端に拡充せずともゆったりとした就寝スペースを確保でき、日常の買い物から仕事、通勤などにも使える車体などにより、ファミリー層を中心に人気が高い。

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