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日本人が知らない「日焼け止め」の意外な「危険性」 シャンプー、洗顔料、医薬品を選ぶ時の注意点

東洋経済オンライン / 2021年7月14日 12時0分

家にある化粧品やシャンプー、日焼け止めは安全なのでしょうか? (写真:プラナ/PIXTA)

あふれる加工食品、動かない生活、睡眠不足。私たちのからだは、ここ数百年の環境の変化にまだついていけていない。その結果、体重が増え、ストレスを抱え、疲労し、気分がすぐれない日々を送っている――。

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった『ジーニアス・フーズ』(未邦訳)の著者であるマックス・ルガヴェア氏が、このたび健康的な生活を送るための実践的なガイドブック『ジーニアス・ライフ』を上梓した。本書から、家にある化粧品や薬の「疑わしい物質」について一部を抜粋し、編集してお届けする。

■シャンプーや洗顔料に使われているパラベン

私たちの生活に入り込んだ多くの化学物質は、便利で快適な現代生活を可能にしてくれている反面で、思わぬ健康被害をもたらす恐れがある。

そんな「疑わしい化学物質」の1つが、シャンプーや洗顔料、デオドラント、潤滑油やローションなどに使われ、パック入り食品の保存料としても一般的なパラベンだ。防腐剤のパラベンは、微生物の繁殖を防ぐために使われる。

パラベンは口や皮膚を通して簡単に体内に吸収され、内分泌攪乱物質(環境ホルモン)として働く。

内分泌攪乱物質は、細胞のホルモン受容体を活性化することでホルモンの作用を模倣し、体内で生成された本来のホルモンの働きを阻害する。

パラベンは、実験動物をがんにし、人間の場合には――直接的な因果関係は証明されていないにしろ――さまざまな種類のがんの発症に“関与”してきた。

たとえば、乳がん患者の腫瘍からは、パラベンが検出されている。だからと言って、パラベンが乳がんの原因だと証明するわけではないが、ホルモンの正常な働きを阻害することから、乳がんの原因が疑われるのももっともだろう。

食事を通して体内に入ったパラベンは、肝臓や腎臓によって“解毒”される仕組みだが、皮膚から吸収されたパラベンは蓄積しやすい。

パラベン入りのクリームを毎日たっぷり皮膚に塗っていれば、口からの摂取と合わせて、習慣的に体内に取り込んでいることになり、かなり懸念される。

しかし、いい知らせもある。パラベン入り製品の使用をやめれば、ほかの内分泌攪乱物質と同様、やがて体外に排出される。今ではパラベンフリーの製品も市場に出回っている。

パラベンの健康被害を防ぐ確実な方法はひとつ――口に入れる気になれないものを、皮膚につけないことだ。

■認知障害のリスクが高まる抗コリン薬

不眠やアレルギー、不安、乗り物酔い。これらの治療には抗コリン薬が用いられる。

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