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決断をミスする人は状況を4つに整理できてない メンタリストDaiGoが説く「単純、面倒、複雑、混沌」

東洋経済オンライン / 2021年7月18日 18時0分

たとえば、2020年から続く新型コロナウイルスの感染拡大。ようやくワクチンの接種も広がり、出口が見え始めたように思えます。しかし、○○をすれば感染拡大が収束するという明確な答えはまだありません。

公的対策を立てる業務の人にとっては、まさに「複雑」な決断の状況です。

人々の移動を自粛して、経済活動を犠牲にしながら感染拡大を抑え込むのが正しいやり方なのか、ワクチンを使いながら集団免疫の獲得を待つのが正解なのか。一定の感染は今後もあると考えて国家間の移動も解禁して、経済を回したほうがいいのか。

まだエビデンスが蓄積されていない以上、「面倒」な状況では有益だった専門家の意見も分かれたままです。

■人生の大きな決断を前にした状況も「複雑」

このように、理想的な解は見えているものの、どうすればその結果が得られるのかがわからず、そもそもの状況が流動的に変化するのが「複雑」の特徴です。

複雑(complex)の例
・投資で確実に儲けを出したいけど、どうしたらいい?
・独立して飲食店を始める。完璧な立地はどこ?
・そろそろ幸せな結婚をしたい
・コロナ後に成功するビジネスプランを提出しろと言われたが……

結婚や独立といった人生の大きな決断を前にした状況もまた「複雑」だと言えるでしょう。

④答えのない問題は「混沌(chaotic)」

「複雑」をより一歩後退させ、原因と結果の因果関係もよくわからず、最適な答えもない状況が「混沌」です。

因果関係がなさそうに見えて、あるかもしれないと迷う気持ちも捨てきれない。説明できそうな現象ながら、関わる出来事が多すぎて説明できない。

また、「複雑」な問題がいくつか絡み合っているのにもかかわらず、瞬時の意志決定を求められているような状況も「混沌」だと言えます。決めなくてはいけないことが多すぎるけれど、1つひとつが「複雑」で対処できない。そんな厳しい状況です。

混沌(chaotic)の例
・一度は結婚してみるべき?
・地震、疫病、新型ウイルスに巻き込まれない生き方は?
・子どもが幸せになれるように、最高の導き手でいたい

たとえば、コロナ禍で私たち1人ひとりがどう対処していくか。これは、行政側の意志決定以上に複雑です。

仕事への対応、家庭での対応、夫婦間、家族間での意識の違い、ワクチンが接種できるようになったとしてすぐに受けるかどうか、我慢しなければいけないことの増加によるストレスをどう処理していくかなど、「複雑」な問題がいくつも絡み合います。そして、それでも毎日は続いていくので小さな決断をいくつも下さなければなりません。

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