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体重6倍超「双子パンダ」生後1カ月劇的成長の裏側 なんとも愛らしい白黒模様もくっきり見える

東洋経済オンライン / 2021年7月22日 12時0分

ピンク色から毛が生えて白黒模様がくっきり見えてきた雄のパンダ、7月19日(26日齢)(写真:公益財団法人東京動物園協会提供)

東京オリンピックが開幕する7月23日、上野動物園で初めて双子のジャイアントパンダが生まれてから1カ月を迎えます。生まれた頃と比べ、外見はピンクから白黒になり、体重は6倍超に増加。母親との接し方も変わってきました。赤ちゃんパンダは驚くほど早いペースで成長しています。知られざる双子の近況を詳報します。

■性別は中国にも確認してもらった

フワフワに見える白い毛に覆われ、並んで寝ている双子のパンダ。7月20日時点で、目はまだ開いていないが、まぶたをギュッと閉じるしぐさを頻繁にするようになった。一般的に生後1~2カ月で目が開くので、双子の目も間もなく開くだろう。

双子の性別は雄と雌。上野動物園が外陰部から判定した。中国ジャイアントパンダ保護研究センター(CCRCGP)にも写真を送って確認してもらい、獣医師資格を持つ上野動物園の福田豊園長らが最終的に性別を決定。7月9日に発表した。

双子の誕生後は、間違えないように、1頭(後に雄と判明)の背中に緑色のマーカーで印を付けていたが、外陰部で見分けがつくため、再び付ける予定はない。

双子は、1頭を母親のシンシン(真真)が育てている間に、もう1頭は保育器へ入れ人工的に育て、交互にシンシンへ渡している(参照:『「すり替え作戦で育児」双子パンダ誕生の舞台裏』)。赤ちゃんは、母親に抱かれていると安心していたが、保育器にいる時は母親がいない。そこで、包まれている感覚を与え、落ち着けるように、布をかけてあげることもある。上野動物園が7月8日に撮影した写真には、赤いおもしが写っている。これは、赤ちゃんがもぞもぞ動いて、布がずれないようにするためだ。

赤ちゃんは、シンシンと一緒にいる時は母乳を飲む。ただ、2頭いると母乳だけでは足りないので、保育器にいる間は、母乳に人工乳を加えたものを7月1日から飲んでいる(参照:『双子パンダが飲む「混ぜて使う人工乳」意外な中身』)。

双子の成長に伴い、保育器内で1回に飲むミルク(母乳+人工乳)の量も増えた。すると腹持ちがよいため、哺乳と哺乳の間に、赤ちゃんが落ち着いて寝ている時間は4~5時間に延びている。

シンシンと保育器の間で双子を入れ替える間隔は、当初は約1日だったが、現在は約5日。実は、これには人工乳が関係している。

双子が飲むミルクの量が増えるに従い、人工乳の比率を徐々に増やしている。7月16日時点の母乳と人工乳の比率は、およそ半々。

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