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「スマホに注意!」絶え間なく届く通知が心を蝕む 他者との比較をやめて瞑想を取り入れてみよう

東洋経済オンライン / 2021年8月3日 13時0分

ソーシャルメディア依存も薬物依存も同じ?肥満、認知症などさまざまな症状を招く恐れもあることをご存じでしょうか(写真:pearlinheart/PIXTA)

母親のアルツハイマー闘病生活をきっかけに健康や脳のはたらきについて学び、ニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった『Genius foods』(未邦訳)の著者であるマックス・ルガヴェア氏が、このたび健康的な生活を送るための実践的なガイドブックとして『ジーニアス・ライフ』を上梓した。

食生活のみならず、エクササイズや自然との関わりなど生活全般についてまとめられた本書から、今回は高まるストレスと不安を緩和させ、心の健康を手に入れるためのスマホ依存からの脱却について、一部を抜粋してお届けする。

■ソーシャルメディア依存は、薬物依存と同じか

21世紀の生活で、テクノロジーほど諸刃の剣はないだろう。指一本で接続できて利便性が高く、世界最高の知識や娯楽に容易にアクセスできる。そのいっぽう、リアルな交流を隅に追いやってしまう。

とりわけスマートフォンのアプリは、食欲を乗っ取るスナック菓子のように、私たちの注意力を乗っ取るようにできている。

アプリが手放せなくなる理由のひとつは、神経伝達物質のドーパミンを刺激して脳内報酬系を活性化するためだ。

インスタグラムの投稿とドラッグとは、まったく違うものに思えるかもしれないが、脳内報酬系に働きかけるという点で言えば、ソーシャルメディア依存も薬物依存も基本的には同じなのだ。

■スマホは余計なストレスをつくり出す

スマートフォン依存の被害は深刻だ。睡眠、自尊心、他者との関係など、私たちの生活を支える重要な側面を危機に陥れる。積極的に使っていない時でさえ、脳の働きに悪い影響を及ぼす。

テキサス大学オースチン校が実施した調査では、認知作業中にスマートフォンがそばに置いてあるだけで、記憶や問題解決などの思考力を妨げていたという。

スマートフォンは余計なストレスをつくり出す。依存症の人は、スマートフォンをチェックしないと、ストレスホルモンのコルチゾールが急激に分泌される。コルチゾールが慢性的に、過剰に分泌される状態が続くと、肥満、2型糖尿病、心臓疾患、認知症などさまざまな症状を招く。

■デジタル生活をデトックスしよう

スマートフォン上で絶え間なく届くアプリからの通知は精神的苦痛のもとだ。ソーシャルメディアに掲載されたプロフィールは、人生の輝かしい瞬間だけを切り取って共有できるよう編集されている。

ストレスをものともしない一部の人を除いて、ほとんどの人は、ほかの人とプロフィールを比較してしまい、不安と憂うつに陥る人もいる。また、「見逃し不安」や「取り残され恐怖」のような、いかにも現代的なソーシャルメディア病にも苛まれ、人と比較することで自分の価値を評価しようとしてしまう。

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