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「86/BRZ」新型登場で初代の中古車はどうなるか 正常進化&手頃さが増した新型と初代の差は?

東洋経済オンライン / 2021年8月25日 9時0分

新型が発表されたが、いまだに人気の高い初代トヨタ86とスバルBRZ(写真:トヨタ自動車/SUBARU)

ついにスバルから「新型BRZ」が正式発表された。価格帯は308万円〜343万2000円というから、予想を裏切るバリュープライスといえる。なにせエンジンの排気量は2ℓから2.4ℓに引き上げられたうえに、ボディ剛性も大幅に向上。それでいて初代モデルと変わらない価格帯なのだから、実質的な値下げといっても過言ではない。

エンジンは水平対向4気筒のFA24型を搭載し、最高出力は先代の24㎰アップとなる235㎰を発揮する。最大トルクは38Nmアップしたうえに、その発生回転数もかなり下げられた(先代は6400〜6800rpmなのに対し、新型は3700rpm)。加速力が高まっているのはもちろん、街乗りでの扱いやすさも向上しているのは想像するにたやすい。

ボディは、フロント横曲げ剛性60%、ねじり剛性50%アップ。強固な屋台骨とし、質感の高い走りを手に入れている。また、スポーツカーにとって重要な要素といえる軽量化も意欲的に進めた。ルーフやフード、フロントフェンダーをアルミ製とすることで重量増を最小限に抑え、スポーツカーらしい爽快感のある走りを体現する。

■9年ぶりに刷新された新型86/BRZは買いか?

まさに正常進化を遂げたというにふさわしい新型BRZ。6ATモデルにアイサイトが装備されるなど、安全性が高められたのもトピックだ。また全車速追従機能付きクルーズコントロールも備えており、渋滞中もアクセルやブレーキ操作をせずに先行車に追従してくれるので疲労も少ない。後退時のブレーキアシストも装備しているので、初心者ドライバーにも安心である。

一方で気になるのが兄弟車となるトヨタ「86」だ。こちらも近いうちに新型のGR86も発売されることになるが、スペックや価格帯は大きく変わらないことだろう。運転を楽しめる手頃なスポーツカーという揺るぎないコンセプトを掲げて誕生した新型は、クルマ好きのニーズにしっかり応えている。それだけに“売れる”ことが予想される。実際にBRZは今注文しても納車は10月頃となる見込みとか。

全方位で進化を遂げた2代目86/BRZが買いなのは間違いない。そんな新型に注目が集まっている今だからこそ、注目したいのが初代86/BRZだ。ドレスアップやスポーツ走行を楽しむなら、すでにアフターパーツも出揃っている中古車で初代を選ぶという選択肢も増えていく。

そこで気になってくるのが、初代86/BRZの中古車相場動向だ。なにせ販売期間は9年間にも達し、グローバル販売台数は累計20万台以上。2021年8月現在、中古車市場では1400〜1500台の先代86/BRZが流通している。新型への買い替えが順調に進めば、さらに流通台数は増えてくるはずだ。

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