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Buddyが大ヒット「光岡自動車」はどんな企業か ミツオカの本拠地「富山」で製作過程を見た

東洋経済オンライン / 2021年9月3日 7時40分

「Buddy」はトヨタ「RAV4」をベースにアメリカンなデザインが与えられる(写真:光岡自動車)

まるでアメ車のような雰囲気をまとった、日本車ベースのミツオカ「Buddy(バディ)」が販売好調だ。

光岡自動車のホームページには、「2021年7月時点でのお申し込みは2023年6月から9月までの生産枠となります」との記載がある。同社に確認したところ、2021年7月時点での受注台数は約600台だという。

2020年11月26日に正式発表と先行予約販売を始め、当初は2021年に50台、2022年以降は年間150台ペースで生産予定だったが、「予想以上の受注ペースで(市場からの)大きな反響をいただいている」として、2020年12月7日に生産計画の変更を発表。

2022年以降は、当初予定の2倍となる年産300台とした。発表時点での計画では、発売から4年で達成する目標台数を、たった1年で超えてしまう勢いである。

自動車販売台数という視点では、国内で最も売れているトヨタ「ヤリス」が2021年6月に1万4937台、1~6月累計で11万9112台である一方で、アメ車で最も売れているジープが、全モデル合計で6月:1479台、1~6月累計:7372台にとどまる。

Buddyと同じく年販300台程度なのは、イギリスのベントレーやイタリアのランボルギーニといった数千万円クラスの高額車であり、日本国内で生産されるオリジナルカーとしては、Buddyは極めて稀な成功例だといえる。

Buddyの正式発売は2021年6月24日で、これにあわせて自動車メディアにはBuddyの公道試乗記事が、数多く掲載された。Buddy人気がさらに長期化する可能性が高まる、とみる自動車業界関係者は多い。

■なぜ、Buddyは人気なのか?

光岡自動車は「往年のアメリカンテイストのデザインが、市場にありそうでないカタチであったことと、日本人が持つ文化思想の価値観が、知らず知らずのうちにアメリカの文化やライフスタイルに強く影響を受けていたからではないか」と人気の理由を解析する。

また、デザインのイメージが過去に実在するアメ車に近い印象を受ける点については「イメージは、1970年代~80年代のアメリカンSUVに違いないが、個別の車種を意識しているわけではなく、その時代の潮流を現代風に表現した」と説明する。

Buddy購入者層は、クラシカルな外観の「ビュート」等の既存モデルより若い傾向があるという。

Buddyはどうやって造られているのだろうか。その現場を見るために、光岡自動車の本拠地である富山県富山市に向かった。

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