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ソリオ対ルーミー、売れ筋トールワゴン徹底比較 販売台数2位と14位、トヨタの販売力が際立つ

東洋経済オンライン / 2021年9月5日 13時0分

スズキ「ソリオHYBRID MZ」とトヨタ「ルーミーカスタムG-T」(写真:スズキ/トヨタ自動車)

近年、自動車の国内市場において、子育て世代を中心に、幅広い層に支持を受けているのがコンパクトトールワゴンだ。全長4000mm以下、全高1700mm以上の背が高い5ナンバーサイズのモデル群は、日本の道路事情でも運転しやすいコンパクトな車体に、5人乗りが可能な広い車内、小さな子どもや高齢者でも乗り降りしやすい低床フロアや電動スライドドアなどを備える。メインターゲットであるファミリー層が使いやすい、実用性や快適性を重視した装備や機能が人気の理由だ。

特にトヨタ「ルーミー」は、登録車の2021年上半期(2021年1~6月)新車販売台数ランキングで、1位(11万9112台)のトヨタ「ヤリス」に次ぐ2位(7万7492台)を記録するほど好調だ。対して、同ジャンルでルーミーの次に売れているのはスズキ「ソリオ」だが、同じ2021年上半期のランキングでは14位(2万7251台)と、販売台数では大きく差がある。だが商品力の面では、両車はかなり拮抗しており、ソリオのほうが優れている点も多い。

では、なぜこれほど販売数で差が出ているのか。ここでは、ルーミーとソリオという、コンパクトトールワゴンを代表する2モデルを比較するとともに、なぜルーミーの売れ行きに大きなアドバンテージがあるのかなどを検証する。

■ソリオとルーミーのプロフィール

コンパクトトールワゴンの先駆者はソリオだ。もともとは、軽ワゴン車の「ワゴンR」をベースに車体を大型化したモデルだったが、2010年に専用プラットフォームを採用した2代目モデルが登場。大きなセールスこそなかったが、ほかにライバル車がなく、着実な売れ行きで市場を独占していた。

大きな変化は2016年に起きた。ダイハツが開発・生産を担う「トール」、そのOEM車としてトヨタのルーミーと兄弟車「タンク」、同じくトールのOEM車であるスバル「ジャスティ」の計4モデルが、一挙に市場投入されたのだ。当ジャンルの将来性に目をつけたトヨタやダイハツ、スバルの参入により、コンパクトトールワゴンはあっという間に競合ひしめく一大セグメントとなった。

中でもルーミーは発売以来、新車販売台数ランキングでつねに上位に入る人気を博す。特に2020年9月のマイナーチェンジ時に、タンクが吸収されルーミーに一元化されてからは、毎月トップ10圏内に入り、コロナ禍の影響下ながら2020年には年間(1~12月)で8万7242台を販売、ランキング6位と好調だ。

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