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余白の使い方が賢い「東大生」知識深めるノート術 理科三類の学生が教える「使える知識」の習得法

東洋経済オンライン / 2021年9月18日 11時0分

東大生のノートの活用法について解説します(写真:筆者提供)

東大生は望む結果を得るために、何を、どう考えているのか。その思考回路が可視化されるのが「ノート」です。では、どのような使い方をしているのでしょうか。東京大学理科三類の学生で、近著に『東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法』がある片山湧斗氏が解説します。

第1回:ノートの使い方が全然違う「東大生」凄い思考術
第2回:勉強を心折れず継続できる「東大生」凄いノート術

■ノートは知識を使いやすくするためのもの

みなさんは、ノートをどのように捉えていますか。多くの場合、ノートというのは授業中に板書を書き写したり、話のメモを取るために書きとめたりするために取っていると思います。

でも、東大生のノートは違います。自分の思考を整理し、その知識を積極的に使いやすくするために、ノートをフル活用しているのです。今日は、東大生たちが「知識を使いやすく」するためのノート作りの工夫を紹介したいと思います。

まず、東大生のノートを見ていると、ギュウギュウに文字を詰めるのではなく、余白が多く空いていることに気付かされます。その余白の部分を活用して、いろんな知識を噛み砕き、使いやすくする工夫をしています。

例えば、ノートの右の部分に線を引いておき、自分が疑問に思ったことを書きとめるというかたちのノートを取っている人がいました。そして疑問に思ったことを、別のところに書き写して新しいノートを作ることもあれば、その下に疑問の答えを書くというノートの取り方をしている場合も多いです。

疑問をそのままにせず、書きとめておくことで、そこで得た知識を噛み砕くことにもつながります。疑問を持ったままで知識の活用はできませんので、疑問をきちんと解消しておくことには大きな意味があるわけです。

詳しい説明やつながりのある用語の説明など付随情報を書き足せるノートの取り方をしている人もいました。あとから復習も兼ねて、得た情報に付随する情報を書きとめることで、もれなく覚えられるというわけです。

東大生は、また「今学んでいること」と「今まで学んだこと」のつながりを探し、予習と復習を同時に行っている場合が多いです。ノートを取っているときにも、どこが既知の概念で、どこが未知の概念なのかを知ること。そして既知の事柄を復習しながらノートを取ることで、未知のことでもサクサクと頭に入ってくるようになるのです。

■「セルフレクチャー」で自分の知識にする

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