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声で「信頼される人・されない人」の決定的な差 好印象を与える声のヒントは「赤ちゃん」にあり

東洋経済オンライン / 2021年9月25日 17時30分

「相手に与える印象の4割を『声』が占めている」この衝撃の事実をご存じでしたか?(写真:mits/PIXTA)

会議では声が通る人の意見が採用される、同じような内容でも“いい声”の人の企画が褒められる――。世の中には、声で得をする人と損をする人がいることを肌で感じている人も多いのでは?

長年にわたり声の研究を続けてきた村松由美子さんによると、「相手に与える印象の4割を『声』が占めている」といいます。

声の影響力や、誰でもできる声の改善法などについて、松村さんの著書『話し方に自信がもてる声の磨き方』より、一部を抜粋・編集しお届けします。

■相手に与える印象は「声」が4割

アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアン博士の研究をまとめた「メラビアンの法則」によると、話し手が聞き手に与える印象は、「外見(しぐさ・表情)」が約55%、「声の質、大きさ、テンポ」が38%、「言葉の内容」が7%とされています。

注目したいのは、約4割を「声」が占めているということ。それほど声は人の印象を大きく左右するのです。

ちなみに、「言葉の内容」が聞き手に及ぼす印象はたったの7%しかありません。

それもそのはず。

最近の報告によると、私たちの話し言葉のうち、「音声」は「言語」より先に脳の大脳辺縁系に到達することがわかりました。

どういうことかというと、先に入力された声の印象が、後から入力される言語の受け止め方に影響を与えるということなのです。

大脳辺縁系は、食欲・性欲・睡眠欲などの「本能」を司ります。さらに、入ってきた情報に対して「好き・嫌い」「快・不快」といった感情のレッテルを貼ります。

たとえば、入ってきた音声に対して、大脳辺縁系が「わぁ、よく響くいい声だなぁ」という「好き/快」のレッテルを貼ると、聞き手の脳内では快楽物質ドーパミンなどのホルモンが分泌されます。

そのため、聞き手はうっとりした気持ちになり、「この人の言うことを聞いているとワクワクするな〜。ということは、きっと面白い話をしているに違いない!」と認識します。

逆に、入ってきた音声に対して「うーん、聞きづらい。嫌な声だなぁ……」という「嫌い/不快」のレッテルを貼ると、聞き手の脳内では怒りのホルモンであるノルアドレナリンが分泌されます。

そのため、「聞いているとイライラする。ということは、つまらない話なんだろうな」と認識します。

つまり、声によって聞き手に与える感情や、話の内容の受け止め方まで変えてしまうのです。

「じゃあ、どんなに会議やプレゼンの資料をしっかり作成しても、声が悪いと内容はほとんど伝わらないってこと?」

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