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声で「信頼される人・されない人」の決定的な差 好印象を与える声のヒントは「赤ちゃん」にあり

東洋経済オンライン / 2021年9月25日 17時30分

はい、そうなんです……。ショックですよね。

■人は無意識に「うその声」を聞き分けている

かといって、意識して人好きのしそうな高い声を出してみたり、威厳のありそうな低い声を出してみたり、あえて元気な声を出してみたりと、口先だけで声を変えても、仕事や人間関係はたいして変わりません。

なぜなら、声はうそをつけないから。

作り物の声にはどうしても「うそ偽り」の響きが混じります。それに聞き手は違和感を覚えるのです。

人はうそをつかれることに敏感です。だからうそが混じった声を聞くと、無意識のうちに「この人に任せるのはちょっと……どうかな」となります。

つまり、信頼してもらえなくなるのです。

では、そんなうそのない「本当の声」って、どのようなものでしょう?

それは、あなたの体から最も自然に、最もラクに出せる声のこと。そして、最もよく響く声。出すと、とても気持ちいい声でもあります。

力まずとも豊かに出る声なので、声がモゴモゴとこもったり、うわずったり、ひっくり返ったりすることはありません。

声に無理がなく、とても聞き取りやすいので、聞き手もゆったりとしたいい気持ちになれます。

つまり、声を出す自分にとっても、聞く相手にとっても「いい声」なのです。

そのポイントは「響き」にあります。

その、最も響きのある「本当の声」は、赤ちゃんの状態に戻ることで出ます。

発声に関して言えば、「赤ちゃんの泣き声」が理想的なのです。

私たちは生まれたとき、「オギャー!」となんとも大きく響きわたる声とともに、母胎からこの世界へと飛び出します。

このときの赤ちゃんのありのままの声は、クリアでストレート。はっきりくっきり、人の耳に届きます。電車の中だったら車両中に響きわたるほどです。

■赤ちゃんの声が「いい」理由

なぜこんなに響くのかというと、赤ちゃんには無駄な力みがないからです。

寝返りもできない生まれたての赤ちゃんは、人間の体にとって最もリラックスできる、力が抜けたあおむけの姿勢になっています。

この姿勢は体に負担がかからないので、呼吸筋や喉の筋肉が最大限に働き、喉が十分に開いた状態です。だから、よく響く声が出せるのです。

また、あおむけで寝ている赤ちゃんの場合、横隔膜にも負担がかかりません。

横隔膜とは、肺の下にあるドーム状の筋肉で肺を動かす器官のこと。この横隔膜は、人間が直立していると重力で他の器官に圧迫されます。そのため動かすのに少し力がいるのですが、横になっているとその重力が軽減されるため、より深い呼吸がラクにできます。よく響く声には、豊かな呼吸が必要なのです。

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