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声で「信頼される人・されない人」の決定的な差 好印象を与える声のヒントは「赤ちゃん」にあり

東洋経済オンライン / 2021年9月25日 17時30分

横になっている赤ちゃんは、無意識のうちに横隔膜を柔軟に使うことができるので、吐く息が力強くなり、大きい声が出るのです。(和田美代子著/米山文明監修『声のなんでも小事典』講談社)

赤ちゃんが泣く大声が、あたり一面に響きわたるのは、こんなふうにリラックスして体中から声を発散しているからなのです。

赤ちゃんのようになんの力みもない、ありのままの自分の声。この声こそが、その人がもっている「本当の声」です。これはつまり、誰でもよく響くいい声をもっているということでもあります。

みんな生まれたときは、この自分本来の声からスタートしています。

ですが、成長するうちに、私たちの声にはさまざまな理由で抑制がかかります。

騒いじゃダメ。変なことを言っちゃダメ。笑われないように。なるべく他の人と同じように……。

いうなれば社会性を身につけていくわけです。

赤ちゃんのような、よく通るいい声のポイントは「響き」にあります。

声は空気の振動、バイブレーションです。声が響くというのは、発声者の豊かな呼吸によって、空気が揺さぶられているということです。つまり、よく響く声とは、呼吸によって空気をよく震わせるための強いエネルギーがあるということ。このエネルギーに圧されて、人は心を揺さぶられます。

大きなバイブレーションが起きる「響く声」を出せるようにするには、端的に言うと、あなたの体の使い方を「赤ちゃんの状態」に戻せばいいのです。

そのために、私は「ヴォイササイズ」(声のエクササイズ)をお伝えしています。大学院で研究し、国内外の健康心理学会で論文発表したこのヴォイササイズの基本となるのは次の基本の3ステップです。

STEP1 筋肉をゆるませる
STEP2 姿勢を整える
STEP3 呼吸を整えて声を出す

今回は、その中からまず行ってほしい「筋肉をゆるませる」トレーニングをご紹介しましょう。

■首ぐるりんエクササイズ

首、喉元がガチガチに硬いと声は出ません。響く声を出すために、まずはデスクワークや日々のストレスで硬くなっている全身の筋肉をほぐし、リラックスさせます。

リラックスして、頭の重みで自然に首が重力の方向に下がり、そのままぐるりと回るイメージでゆっくり回してください。

■ため息エクササイズ

③のポイントはふたつ。

ひとつめは、ため息をつくときには、「はあ〜っ」と大きな声を出してください。

この気持ちよく力が抜けた「はあ〜っ」という声が、お腹の奥底から出る自分だけの魅力ある声を作り上げていく土台になります。

ふたつめは、両肩を「落とす」ところ。「下ろそう」と思うとそこに意思が働くので筋肉が力みます。

ゆるませることが目的なので、気持ちよさを感じながら力を抜いて、重力に任せて落としましょう。

いつもがんばっている肩回りの筋肉をリラックスさせてあげることで、声がスムーズに出やすくなります。ぜひ試してみてください。

村松 由美子:一般社団法人感動ヴォイス協会代表理事

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