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ファミマ「名店カップ麺」5メーカー同時参画の衝撃 ラーメン評論家のお墨付き、第1弾は利尻島の名店

東洋経済オンライン / 2021年9月26日 8時0分

カップ麺史上、あまり例のない取り組みが始動する(撮影:今井康一)

大手コンビニのファミリーマートが、自社オリジナルによる新たなカップ麺の大型企画商品の開発、投入の準備を進めていることが東洋経済オンラインの取材でわかった。

日清食品、東洋水産、サンヨー食品、エースコック、明星食品の即席麺大手メーカー5社がすべて加わり、「ラーメンデータバンクイチオシ、大崎さん推薦!」と銘打ってシリーズ化。全国の名店5店とのコラボによるカップ麺、計5種類をそれぞれのメーカーが受け持ち、順次開発、投入する。

第1弾は9月28日、北海道・利尻島の人気店「利尻らーめん味楽」(みらく)のカップ麺をサンヨー食品の開発・製造により、全国のファミマで一斉に発売する。第2~5弾以降も順次投入していく。すべて同じ縦型ビッグサイズのカップ麺で価格は1個あたり税込み228円を予定している。

即席麺大手メーカー5社を特定のコンビニエンスストアが1つの自社オリジナルカップ麺のシリーズでまとめあげるのは、これまでほぼ例がない。いったいどんな取り組みを行っているのか。独占取材した。

■「手間をかけた商品」を、もっと認知してほしい

今回、ファミリーマートが開発するカップ麺は、激戦市場である「名店とのコラボ商品」だ。なぜ、この段階で同市場に挑むのか。同社の足立光氏(CMO=チーフマーケティングオフィサー兼マーケティング本部長)がこう説明する。

「有名店とのコラボカップ麺は、ファミリーマートをはじめコンビニ各社が出しています。でも開発に手間がかかる割に、発売した後の消費者からの商品認知度が低かった。

もっとできることがあるはずです。そこで(1)『認知がとれる仕組み』をつくり、(2) 『ラーメンの味は専門家のお墨付き』で証明したいと考えました」

(1)で白羽の矢が立ったのはスマートニュースだ。商品の告知に定評があり、配信クーポンも強いからだという。

(2)では、ラーメン評論家として活躍する大崎裕史氏(ラーメンデータバンク会長)と組んだ。同氏が会長を務める会社は検索情報サイト「ラーメンデータベース」を共同運営し、「日本最大級のラーメン店検索サイト」を掲げる。実店舗の情報網と専門家の知見も“隠し味”に加えた、といえよう。

もちろん嗜好品のラーメンは、好みが人によって違うが、「誰が美味しいといっているか」を重視した。店の選定も味づくりも大崎氏が関わり、商品をブラッシュアップしていく。

■在宅が増え、インスタントラーメンが伸びた

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