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「相談されたい男」40代の彼が今も独身でいる理由 彼女と6年間付き合っても消えなかった不安

東洋経済オンライン / 2021年10月2日 20時30分

「彼女が僕を頼ってくれたことがうれしくて。彼女のプライベートの話まで相談してくれて、それに対して助言ができる。自分が役に立てている満足感を感じました」

ちなみに吉村さんの恋愛は、ほぼ相手からの相談から始まってきたそうだ。人から頼られるのが大好き。相談されることで自分の存在価値を感じる。むしろ、悩みを相談してこない女性と付き合うという概念がないのだそうだ。共依存は望まないが、頼られたら全力でサポートに回るという。

由利さんとは、彼女がすでに家庭内別居していたため、いずれ離婚したら堂々と付き合えるだろうと思っていたと語る。

■LINEの返信にモヤモヤ

2人のデートは、会社帰りに飲みに行くパターンが定番だった。関係性が深まるにつれて、吉村さんは由利さんの子どもも一緒に遊ぶことも提案したが、離婚前の由利さんはそれを頑として望まなかった。それでも、今振り返ると、本当に由利さんに夢中だったと、吉村さんは遠くを見つめる。

「僕が出勤日で、彼女が休みの日があったんです。勤務先からいつもどおりLINEをしたら、“今日は疲れて寝てた”と返信があって。そこで仕事帰りに栄養ドリンクを買って、彼女の家の玄関に置いておきました。僕と彼女の家は反対方向ですが、距離は気にならなかったですね」

そんな吉村さんの一途な思いが、時としてけんかの原因になることも。

「彼女の仕事終わりを見計らってLINEをしても、1時間くらい返信が来ないときがあったんです。いつもは30分程度で返信が来るのに既読にもならない。確かに会社が繁忙期だったかもしれません。それでもトイレ休憩の合間とか“あ”とか“う”とか何でもいいから、返信くらいしてくれても……って何度か文句を言ってしまったことがあって」

由利さんからは、仕事が忙しいとがわかっているのに、なぜ無茶を言うのかと怒られた。確かに、別の部署とはいえ、同じ会社ならある程度状況がわかりそうな気もするが。

「まぁ、確かにそうなんですけどね。ただ、当時は、自分はこれだけ心配してるのに、なんでひとこと連絡できないのか。何かあったんじゃないか。無視されているのか、飽きられているのかって思ってしまって。あるときは、俺なんて必要ないんじゃないかって言った日もありました」

返信のスピードは、各々のタイミングや2人の関係性もあるだろう。

しかし吉村さんの訴えは続く。「僕は仕事中でもLINEもしますが、彼女は仕事とプライベートはきっちり分ける人でした。いつも多忙な彼女に対して、あるときは“仕事と俺とどっちを取るんだ”なんて、まるで付き合いたてのカップルとか、20代前半の女性が言うようなことまで何度か言ってしまって」。

■彼女が中古マンションを買って

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