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パワハラの境界線、今さら聞けない基本中の基本 職場のハラスメント防止で求められる労務管理

東洋経済オンライン / 2021年11月2日 17時0分

パワハラの境界線、今さら聞けない基本中の基本

2019年より働き方改革関連の法改正がはじまり、ここ数年で働き方に関するルールは大きく変わりました。多様な働き方に応じた労務管理が求められる中、法制度について理解されていないケースも多く、無自覚に法律違反をしている会社や、気づかずに不当な労働条件で働いている社員も存在します。

ルールがわかると会社も社員も幸せになるのが労務管理。「在宅で働く人が知らないと損する労務管理のツボ」(10月26日配信)に続いて、主人公で新入社員の安田美咲が、労務管理を得意とする社会保険労務士の漆原香奈恵氏(かなえ先生)と佐藤麻衣子氏(まいこ先生)に労務管理のポイントについて、漫画を交えて聞くスタイルでまとめた新刊『人事労務・総務担当者の人へ 労務管理の基本的なところ全部教えちゃいます』より、経営者と会社員が知っておきたい職場のハラスメントの労務管理のポイントをわかりやすくお伝えします。

■法令を守りながら働きやすい環境をつくる

職場のハラスメント対策強化の3つのポイント

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1. 何をしたらパワハラになるんですか?職場におけるパワハラの定義や範囲って?
2. 法改正によって、会社にパワハラの防止対策が義務化!何をすればいいの?
3. セクハラとマタハラ等に関するハラスメントについても防止対策強化
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安田美咲(以下、安田):山本さんから、上司によるパワハラの相談がありました。パワハラの定義や範囲がよくわからなくて、何から対応していいのか迷っています。

漆原香奈恵(以下、かなえ先生):職場のパワーハラスメントは、職場において行われる、次の①から③までの3つの要素を全て満たすものをいうの。

◆職場のパワーハラスメントとなる3つの要素

① 優越的な関係を背景とした言動
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③ 従業員の就業環境が害されるもの

安田:この3つを満たすとパワハラと認められるのですね。詳しく実態を把握する必要もありそうですね。

■業務上必要かつ相当な範囲なら該当しない

かなえ先生:そうね。ただし、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しないから判断がむずかしいわね。詳しく見ていきましょう。

安田:「①優越的な関係を背景とした言動」って、具体的にはどんな言動のことですか?

かなえ先生:職場の上司による言動や、同僚や部下による、次のような状況での言動ということ。

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