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今年の秋、あまりにも寒暖差が激しかった理由 この冬はラニーニャ現象で厳しい寒さに

東洋経済オンライン / 2021年11月7日 10時0分

10月前半と後半では様変わり、夏から冬へと切り替わったようでした(写真:Ushico/PIXTA、A-RIZE/PIXTA)

今年は10月になっても熱中症に警戒が必要な暑さに見舞われました。半袖の出番が続き、衣替えのタイミングが掴みづらく感じられた方もいたでしょう。

しかし、10月後半になると一気に冬を感じるほどの寒さに。これほど寒暖差が大きくなったのはなぜでしょうか。

■10月前半は記録的な暑さ

10月前半は、北日本から沖縄・奄美まで、全国的に平年より気温が高くなりました。

(外部配信先では図表や写真などを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

特に西日本は、10月上旬の平均気温が平年より3.0℃高く、1946年の統計開始以来1位の記録を更新しています。

10月2日は、東京で30.1℃の真夏日になりました。

3日は、日田(大分県)で最高気温35.3℃を観測。10月に35℃以上の猛暑日になったのは、九州では初めてのことです。

4日は、札幌27.5℃、弘前(青森県)28.6℃、宮古(岩手県)30.5℃など、北日本で10月としては観測史上最も高い気温が続出しました。

鹿児島は、14日まで25日連続で30℃以上の真夏日となり、秋(9〜11月)の真夏日連続記録を更新。秋になっても、暑さが記録的に長く続いたといえます。

どうして記録的な暑さになったのでしょうか。

日田(大分県)で35℃以上の猛暑日、アメダス150地点で30℃以上の真夏日になった、10月3日の天気図です。

気温が高くなった理由の1つは、高気圧に覆われて晴れた日が多かったためです。

さらに、偏西風が日本付近で平年より北を流れていました。

このため、日本の南で次々に発生した台風などが持ち込む暑い空気が日本付近に入りやすくなり、気温が高い状態が続いたのです。

■10月後半は東京で真冬の寒さに

半袖日和の暑さから一転、10月後半になると急に寒さが到来しました。

最高気温は、10月15日頃まで全国的に平年を上回っていましたが、18日は全国的に平年より低くなりました。

さらに22日、東京は正午の気温が10.7℃しかなく、真冬のような寒さでした。東京の最高気温は、11日29.3℃、15日25.4℃の夏日だったので、1週間から10日間ほどで数カ月分の気温の変化があったことになります。

寒暖差がとても大きく、服装に迷った方も多かったのではないでしょうか。Twitterでは「寒暖差アレルギー」がトレンド入りしていて、体の不調を感じられた方もいたことと思います。

■急に寒くなった理由

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