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言語学で集客しまくるYouTubeチャンネルの正体 登録8万人超「ゆる言語学ラジオ」は何が面白い?

東洋経済オンライン / 2021年11月23日 11時0分

人気コンテンツ『ゆる言語学ラジオ』で言語学を解説する水野さん(左)と、プロデューサー的立場の堀元さん(右)(写真:筆者撮影)

『ゆる言語学ラジオ』は、堀元見さん(29)と、水野太貴さん(26)が、YouTube、ポッドキャスト上で展開するコンテンツだ。

堀元さんはライター、ウェブコンテンツ製作などを生業とするフリーランスであり、水野さんは大手出版社で編集者をしている。

『ゆる言語学ラジオ』はタイトルのとおり、言語学を解説するトーク番組だ。

「言語学とは、少し地味なテーマじゃないか?」

と思った人もいるかもしれない。

しかし、これが今とても受けている。

■YouTubeで8万人超がチャンネル登録

2021年3月に公開がはじまり、11月4日現在8万6600人以上がチャンネル登録している。

ちなみに筆者は、解説系、教育系のYouTubeを日頃からよく見ている。

例えば、山田五郎さんが主に美術史について解説する『山田五郎 オトナの教養講座』や、人工音声で歴史や学問などを解説する『ぴよぴーよ速報』などを好んで見ていた。

その流れでYouTubeから「あなたに興味があると思われるコンテンツ」として『ゆる言語学ラジオ』が紹介されたので見てみた。

「『象は鼻が長い』を例とする、助詞の“は”と“が”の使い分けの謎」

「『太鼓と提灯と弓は同じ数え方』『鬼は改心前と改心後で数え方が違う』など助数詞の中にある日本語の本質」

「春とバネはなぜ両方ともspringで、贈り物と現在はなぜ両方presentなのか?」

など、たしかに地味ではあるのだけど、とても興味深い内容が語られていた。

ほとんどの日本人が自在に日本語を“喋る”“書く”ことができるが、日本語の構造を理解しているわけではない。

改めて、

「“は”と“が”はどうやって使い分けているのかわかりますか?」

と言われると、迷ってしまう。

筆者はライターとして言葉を紡いで20年も飯を食っているのに、そんなことを考えたこともなかった。

今まで、疑問にも思わず使ってきた“日本語”にすごい謎が秘められていることに気づき、とても興奮した。

番組は、基本的には水野さんが堀元さんにプレゼンする形で進行していく。

真面目一辺倒な内容ではなく、話はよく脱線しおふたりが好きなウンチク話を披露することも多い。

お酒を飲みながらシナリオなしに気軽に話しあう回もあり、今までの解説系、教育系のYouTubeチャンネルとは一味違うな、と感じた。

番組の話題を受けて、文教堂あきる野とうきゅう店では現在『ゆる言語学ラジオ』内で登場した書籍などを紹介するフェアを開催している。この催しは大変好評で、少なくとも年内は開催される予定だ。

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