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「距離を縮めるのが下手な人」の会話以前の問題点 本能的に「敵認定」されないための科学的方法

東洋経済オンライン / 2021年11月23日 17時30分

相手との距離を縮めるには、事前の準備がカギとなりそうです(写真:kouta/PIXTA)

コミュニケーションや会話のコツというと、つい具体的な話し方や言葉の選び方にばかりフォーカスが当たりがちですが、実際には、会話は「話す前から始まって」います。そこで本稿では、人間関係を円滑に進めるための「非言語コミュニケーション」を、心理カウンセラーの五百田達成氏の『超話し方図鑑 思いどおりに人を動かす! 誰からも好かれる! 』より紹介します。

「人は他人と接する際、視覚情報55%・聴覚情報38%・言語情報7%の割合で優先順位をつけている=非言語的コミュニケーションを重視する傾向がある」という、有名なメラビアンの法則を持ち出すまでもなく、なにげない態度や身振りは、コミュニケーションにおいてとても大きな比重を占めます。

そこで、誰もが軽視しがちなのにその効果は絶大な非言語コミュニケーションのコツを、科学的エビデンスと共に紹介します。

■「斜め・横並び」に座る 〜座る位置で緊張をほどく〜

「座る位置に気を配る」ことは、相手に警戒心を抱かせないために効果的です。

テーブルや机を挟んで真正面に座ると相手は、

  • ・目線がぶつかるので緊張する
  • ・「敵対する人」という印象を持つ

ことになります。

そうではなく、「斜め向かいに座る」「横並びで座る」といった工夫をすれば「敵対意識」が和らぎ、「同志」「味方」という一体感を醸成。こちらのメッセージが届きやすくなります。

たとえば、飲食店のカウンター席は、隣に座り目線が同じ方向に向かうことで、心理的距離が縮まりやすいように設計されています。

とはいえ、それほど親しくない相手といきなり隣に座るのは、お互いに緊張するでしょう。社内の同僚・部下など、いきなり距離を縮めるのが適切ではない場合もあります。

そういうときは同席する人を増やして、目線のぶつかり合いを緩和するのも有効です。真正面から見つめ合うでもなく、それぞれ違うところを見るのでもなく、適度に視線が交じるように位置を調節します。

逆に、深刻な話を伝えたり、態度の改善を促したりする場合には、きちんと真正面に正対するのが効果的です。

ちなみに、早稲田大学の山口創と鈴木晶夫の実験では、話す相手の座席配置を 距離(近距離・遠距離)、位置(正面・斜め・横)、身体方向(前・ 後・左・右)で分け、これらが気分に及ぼす影響について調べました。結果、正面が最も「見られている感じ」と「緊張感」が高いことがわかりました。

■相手と「同じモノ」を見る〜視線の方向を合わせ一体感を演出する〜

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