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「いま何歳?」より「あと何年?」で決まる幸福人生 「ライフシフト2」で考える「個人と企業の両得」

東洋経済オンライン / 2021年12月2日 13時0分

「何歳だから遅すぎる」などと固定観念に引きずられず、「自分はあと何年生きるか」という視点で見てみるのはどうでしょうか?(写真はイメージ、C-geo/PIXTA)

シリーズ累計50万部のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の最新版『LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2):100年時代の行動戦略』がついに発売された。

技術的発明が人類を幸せにするには社会的発明がなければならないとする『ライフ・シフト2』こそ日本社会を変えるための「本論」と見なし、その内容に共鳴、人生のチャレンジの後押しをされたと語る、ベンチャー企業・エール取締役の篠田真貴子氏に話を聞いた。

■「序章」にすぎなかった『ライフ・シフト』

『ライフ・シフト2』を読んで、冒頭からがーんと衝撃を受けました。あれほどインパクトのあった『ライフ・シフト』は「前振り」にすぎなかったんだと。むしろ、この『ライフ・シフト2』こそ「本番」なんだと。そのキモは、近年急速に進展する技術的発明の恩恵を得るには、社会的発明がないといけない、とする視点です。そこに私は気づいていませんでした。

社会的発明というのは、技術的発明の成果が、個人と人類全体の運命の改善につながっていく環境を整えるものだと、本書では整理されています。

確かに、長く生きることを願ってきたのに、いざそれが実現したら、どう生きるかがわからなくて老後に対して不安や寂しさを感じてしまう。待望のすごい技術であったはずのAIが、人の仕事を奪ってしまう。そうなったら悲しいですよね。

残念ながら、それは今だけの現象ではなくて、歴史的に見ても、技術的発明が自動的に社会的なメリットをもたらすわけではない。社会的発明が実現するまでは人々に不安や痛みが伴ってしまう。

だから私たちが技術的発明の恩恵を実感するためには、社会の仕組みだけでなく、個人の価値観や行動様式も変わっていかなくてはならない。そういったことを、本書ではとても丁寧に描いています。

■誰もが社会的開拓者であってほしい

また本書では、社会的発明は、私たち1人ひとりが新しい生き方を切り開くことから生まれるので、私たちの誰もが社会的開拓者であれ、というメッセージを強く打ち出していますよね。

私が本書を読んだのは、10年務めた「ほぼ日」CFOを退任し、1年余りのジョブレス期間を経て、ベンチャー企業のエールに参加したあとでしたが、私の新たなチャレンジを肯定してくれているような気がして、勝手に励まされました。

「ほぼ日」を辞めたのは、ちょうど私が50歳のときです。定年が55歳だった親の世代からすると、働く期間はあと5年くらい。その見方からすれば、辞めずに走り切るべきだ、ということになるでしょう。

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