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武田真治がつまずいたからこそ掴めた潔い生き方 「順序良い人生より、チグハグな人のほうが面白い」

東洋経済オンライン / 2021年12月9日 14時0分

武田真治さんが、まわりと比べてしまいそうになるなかで意識したのは、自分と向き合い続けること(撮影:塚本 弦汰)

デビュー直後に「フェミ男」として一気にブレイクするも、その後の長い低迷。それでもNHK「みんなで筋肉体操」で再ブレイクするまでの必要な時間だったと振り返る。まわりが気になり、比べてしまいそうになるなかで武田真治が意識したのは、自分と向き合い続けることだった。(敬称略)

前編:武田真治は孤独な日々を言葉と筋トレで支えた(12月8日配信)

■鍛え上げられた美しさを讃えよう

武田真治が7年ぶり2冊目の著書『上には上がいる。中には自分しかいない。』を上梓した。ここには、2018年のNHK Eテレ『みんなで筋肉体操』を機に武田の新たなイメージとして浸透した、筋トレについての考えも多数書かれている。

「『筋肉体操』は若い人の綺麗な肉体を見せる番組ではないのでしょうね。大事なのは、努力し続ければ年齢にかかわらずバランスの良い体型を保つことができる、というメッセージ。たとえば胸板って筋トレで苦しまないと厚くなりません。努力の絶対的な証なんです。だから努力でどうにかなる男性が薄っぺらい胸板のままで、どうにもならない女性のバストのカップ数にケチをつけるなんて恥ずかしいことなんです」

武田は20代前半のブレイクを、「大人に担いで進めてもらった人生」と自虐的に振り返る。自らの努力によって手にした成功ではなかったということだ。だからこそ今の武田は、「努力して手に入れたもの」にことさら価値を見出す。

著書にドキリとする一節があった。世界的に有名な女性の下着メーカーであるヴィクトリアズ・シークレットが2019年、「モデルが痩せすぎだ。子供が拒食症になる」との批判もあり、ファッションショーを中止したことを受けての、武田の所感。「ぽっちゃりしたプラスサイズモデルを使うのももちろん大賛成です」とする一方、「批判に負けず、自分たちのこだわりのショーをやり続けてほしかった」と書き切った。

「昨今デリケートな問題だとは思います。しかし大谷翔平が160kmの球を投げて、『危ない!子供が真似したらどうするんだ』とは言われないでしょう。同じように、ヴィクトリアズ・シークレットのモデルさんはものすごい努力をして頑張った結果、あの芸術的な美しい肉体を作り上げた。子供が真似をしたらどうするんだと言うけれど、ただただ絶食して痩せたってああはなれません。徹底した栄養管理や膨大なトレーニングなど本質的にちゃんと真似をしたら別に危ないことはないはずです。表面的に見ただけで批判するのはおかしい。彼女たちの努力を認めないことになってしまう」

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