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「問題」と「課題」を区別できない人がしがちな失敗 意外と違いがわからず使っている場合もある

東洋経済オンライン / 2021年12月9日 10時0分

会議などで「問題」と「課題」を混ぜこぜで使っていないだろうか(写真:PIXTA)

せっかく一生懸命つくった商品が、思うように売れない……といった経験はないだろうか。一方で、手掛けた商品を次々とヒットさせている人もいる。

その原因はどこにあるのか。電通現役戦略プランナーの阿佐見綾香氏によると、「問題」と「課題」を正しく使い分けることができていないために、最適な解決策(打ち手)を見つけられていないことに原因があるのだそう。

そこで、同社で新入社員研修も担当する阿佐見氏の新著『電通現役戦略プランナーのヒットをつくる「調べ方」の教科書』から、「問題」と「課題」を正しく区別して、最適な解決策を見出していく秘訣を紹介する。

■「問題」と「課題」を区別できない

「課題は、20代女性間の知名度が低いことです」

ビジネスシーンにおいて、このような発言には注意が必要です。なぜなら、この発言は、「課題は〜」と言いながら、「課題」になっていないからです。「20代女性からの知名度が低い」は、「課題」ではなく、「問題」に相当します。

ところで、あなたは「問題」と「課題」の違いを明確に説明できますか? 実は、ビジネスシーンでは、この「問題」と「課題」が混同されて使われがちです。しかしながら、「問題」と「課題」はまったくの別物です。

そして、にわかに信じがたいかもしれませんが、この2つの言葉を区別できないと、結果的に商品やサービスがヒットする確率が大幅に下がってしまうのです。私も入社してからしばらくの間は、この2つの言葉の違いをまったくわかっていませんでした。そして、ヒットを生めずにくすぶっていました。

なぜ、「問題」と「課題」の2つの言葉を正しく使い分けられないと、商品やサービスをヒットさせることができないのでしょうか?

それは、一言でいうと、「問題」と「課題」の使い分けができないと、ビジネスにおける最適な解決策(打ち手)を見出すことができなくなってしまうためです。

「問題」と「課題」の区別ができない人がやってしまう失敗が、主に以下の2つです。

✔「課題」がただの「問題」になっていることに気づかず、「課題」の設定をすっ飛ばしてしまう
✔「問題」を正確に捉える前に、なんとなく曖昧なまま詰めの甘い「課題」を設定してしまう

こうした失敗が原因で、解決策を間違ってしまう可能性が高くなります。結果として、商品をヒットさせるといった成果を生むことができなくなってしまうのです。

私は、新卒で電通という広告会社に入り、マーケティング部門に配属されました。そこでは主に、クライアント企業の商品をヒットさせるための戦略をプランニングし、解決策を提案していました。このような業務の中では特に「問題」と「課題」という言葉が頻出します。そのときに「問題」と「課題」を混同してしまうと、戦略や解決策が不完全になってしまうのです。

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