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回復道半ば「映画興行」21年の結果と22年の期待作 ハリウッド大作とディズニーが浮上のカギ

東洋経済オンライン / 2021年12月26日 17時0分

「るろうに剣心」シリーズは、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の2作品あわせて70億円近い興行収入を記録 ©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

2020年に続き、大きくコロナの影響を受けた2021年の映画興行シーン。年間最後の稼ぎどころとなる正月興行を前に、今年の概況を振り返ってみたい。

2021年の年間の興行収入(売上高に相当、以下興収)は、2000年以降で最低となった昨年(1432億8500万円)を上回りそうだが、史上最高を記録した2019年の2611億8000万円からは大きくマイナスになるのは間違いない。11月までの状況から推測すると、2019年の60%台、2020年の110〜120%となる1600億~1700億円程度にとどまりそうだ。

■10月までの興収は昨年比120〜130%で推移

今年も映画館の営業へのコロナ禍の影響は続いたものの、2020年との大きな違いは全国の映画館がクローズし、興収がゼロになるような事態には陥らなかったことだ。

4月25日には3回目の緊急事態宣言による休業要請が4都府県(東京、大阪、京都、兵庫)に出され、6月の制限緩和まで該当地域のシネコンなど大規模映画館は休業を余儀なくされた。夏以降も10月1日の全面解除まで緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が地域ごとに発令されたが、営業時間の短縮や座席数50%までの動員となる制限などはありながらも、興行は継続されてきた。

そうした結果、10月までの興収では、2020年比120〜130%ほどとなっていた。ただ、2020年は10〜12月で『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(興収403億円)が記録的なヒットとなり年間興収を大きく底上げした。今年はそれに代わるメガヒット作が秋になかった。12月公開の『マトリックス レザレクションズ』『劇場版 呪術廻戦 0』『99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE』『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』『キングスマン ファースト・エージェント』などの期待作はあるものの、2020年比では減速する可能性が高い。

ただ、作品ごとに見ていくと、コロナの影響をものともしない特筆すべきヒットが生まれている。まずは今年唯一の100億円越えとなった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(3月8日公開、12月15日時点の興収102.8億円)。新劇場版シリーズ4部作の最終作にして、前3作それぞれの倍近くになるシリーズ最高興収を記録。その作品性とともに今年を代表する1作となった。また、定番の人気シリーズ24作目『名探偵コナン 緋色の弾丸』(4月16日公開)は興収75億円超えのヒット。7月16日公開の『竜とそばかすの姫』(2021年12月上旬時点の推計興収65億円、以下同)も含め、アニメ作品は今年も好調だった。

■コロナ影響が少ない若者向け映画がけん引

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