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「自己肯定感高い人と低い人」幼少期の決定的な差 誕生後2年間でそれぞれに起きていること

東洋経済オンライン / 2021年12月31日 8時0分

自己肯定感が高いか低いかは、親の接し方で決まるそうです(写真:hikari morikiyo/iStock)

自己肯定感の低い人は、自分が傷つかないために、さまざまな自己防衛策を講じますが、これが人間関係を難しくしていることが少なくありません。本稿では、人間関係に悩む人は自己肯定感をどう扱うべきか、心理療法士として長い経験を持つシュテファニー・シュタール著『「本当の自分」がわかる心理学』より紹介します。

■自己肯定感は親の接し方で決まる

私たちが物事をどう感じるのか、心の中にあるどの感情を意識するのか――これらのことは、生まれつきの性質と子ども時代の経験に大きく左右されます。

心理学における「信念」とは、心の奥深くに根ざしている確信で、自分自身と人間関係に対する考え方を意味します。たとえば「私は大丈夫!」や、逆に「私はダメだ!」といったようなものです。多くの信念が0歳のうちに早くも養育者との相互作用によって生まれます。

私たちは通常、子ども時代とその後の人生を過ごす中でポジティブな信念とネガティブな信念の両方を持つようになります。養育者から受け入れられ、愛されていると感じる状況では、「私は大丈夫!」というようなポジティブな信念が生まれ、その信念は私たちを強くしてくれます。

これに対して、生まれてきたのは間違いだったと感じるような、養育者から拒絶されている状況では、「私はダメだ!」というようなネガティブな信念が生まれ、その信念が私たちを弱らせてしまいます。

ネガティブな信念からは、悲しみや不安、寄る辺なさ、怒りといった心身に負担のかかる感情を抱えるようになります。その感情を感じないようにするために、人を避けたり、完璧主義に陥ったり、権力志向になるといった「自己防衛戦略」をとるようになるのです。(さまざまな自己防衛戦略については「自己肯定感が低い人がやってしまう3つの行動」を参照してください)。

とはいえ、子ども時代にとてもつらい経験をした人でも、人格の中には必ず健全な部分も持ち合わせています。どんな人にも、周囲に対して過剰に反応しなくていい状況もあったはず。楽しく、ワクワクし、夢中で遊んでいるとき、いわば自分の中のポジティブな信念が前面に出ているときがあったはずです。

逆に、親に十分に愛された人であっても、ネガティブな部分は必ずあります。生まれたばかりの子どもは、親の助けなくしては生きていけません。お腹がすいたとき、少しも待たされずに満たされたという人はほとんどいないでしょう。

こうしたポジティブな信念とネガティブな信念は、誕生後の6年間でかなりでき上がります。この時期に脳の構造がほぼ完成するので、最初の6年間は人間の成長にとって非常に重要なのですが、なかでもとくに影響するのが2歳までの経験です。

■すべての子どもは「自分はダメだ」と思う

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