ステップワゴン対セレナ、家族向けミニバン対決 新型投入のホンダと豊富なラインナップの日産
東洋経済オンライン / 2022年1月18日 8時30分
ホンダのミドルサイズミニバン、6代目となる新型「ステップワゴン」の概要が発表され、2022年春に発売される。ファミリー層向けミニバン市場を牽引してきた同モデルは、外観を一新するとともに、シートなど内装にも新しい機構やデザインを採用するなど、数々のアップデートが加えられフルモデルチェンジを敢行する。
同ジャンルには、日産が誇る「セレナ」もあり、2018年、2019年の2年連続でミニバンクラス新車販売台数1位を獲得するなど、ステップワゴンとは長年熾烈な戦いを繰り広げている競合車だ。
新型ステップワゴンは、とくにインテリアのシートアレンジなど実用面で、ライバルであるセレナなどを意識した新しい装備が特徴だ。では、それらはセレナの商品力と比べ、どんな優位点があるのだろうか。本稿を執筆している2022年1月上旬現在では、新型ステップワゴンは価格や車両データなど詳細は未発表だが、現段階でわかる範囲でライバルのセレナと比較してみよう。
■ステップワゴン/セレナの概要とラインナップ
ステップワゴンは、1996年に発売された初代モデル以来、広く使い勝手がいい室内や手頃な価格帯などにより、ファミリー層を中心に長年支持を受けてきたロングセラーモデルだ。その点は、セレナも同様で、1991年登場の初代「バネットセレナ」から、30年以上続く日産を代表するミニバンモデルである。
先代のステップワゴンでは、「標準タイプ」とその上級グレードとしてエアロ仕様の「スパーダ」を設定していたが、新型では新しく設定した「エアー」と「スパーダ」を並列グレードとして展開する。パワートレインについてまだ詳細は不明だが、従来どおりガソリン車と独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載車を用意する。ちなみに先代モデルでは、ガソリン車には1.5L・4気筒ターボを搭載し、2WD(FF)と4WDを設定。ハイブリッド車は2WDのみの設定だった。
対するセレナの現行モデルは、2.0Lガソリンエンジンで駆動し、発進や加速時などにモーターが駆動力をアシストする「スマートシンプルハイブリッド」車と、1.2Lガソリンエンジンで発電し、モーターで駆動するシリーズハイブリッドの「e-POWER」車を設定する。ちなみにハイブリッドのシステムでは、ホンダのe:HEVが状況に応じてモーターとエンジンの駆動を切り替える方式なのに対し、セレナのe-POWERは、つねに駆動モーターで走行するという違いがある。なお、セレナの駆動方式は、スマートシンプルハイブリッド車が2WD(FF)と4WD、e-POWER車は2WD(FF)のみの設定だ。
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