「5代目レンジローバー」超高級SUV最新進化の全貌 デザイン、走り、機能、装備は一体どう変わったか
東洋経済オンライン / 2022年1月20日 18時10分
ランドローバー・レンジローバーは1970年、オフロード走行を前提とした乗用車で初めて「ラグジュアリーであること」との両立を目指したモデルとして登場した。イギリス王室をはじめとする上流階級がレジャーに使う多目的車として、50年あまりにわたって愛されてきた。
歴代のモデルは、SUVとして初めてABS、電子制御エアサスペンション、トラクションコントロール、オールアルミ・ボディーなどを採用、ランドローバー・ブランドの最上級モデルとしてつねに技術的なアップデートを重ねた。
日本上陸のタイミングでいうと、1995年、2002年、2013年にそれぞれモデルチェンジが実施され、このたび1月17日に正式発表されたのが5代目となる。レンジローバーのような大名跡ともなると、「何代目」と呼ぶのもしっくりくる。
“歴代で最も欲しくなるレンジローバー”が開発で目指したところであるとされる、この新型について紹介していこう。
■5代目レンジローバーの基本構成
レンジローバーのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルは2018年に日本にも導入されているが、新型は元から電動化を見据えて設計された初のランドローバーであり、2024年には電気自動車(BEV)がラインナップに加わる。新型の開発には7000人が関わり、延べ700万時間を費やした。実走テストは120万kmにわたったという。関連して125件の特許も取得している。
電動化対応プラットフォームはMLA-Flex(Flexible Modular Longitudinal Architecture)と呼ばれる。旧型比でねじれ剛性が50%強化され、シャシーから発生する騒音の侵入は24%減少した。70個のコントロールモジュールと、Pivi Proと呼ばれるナビゲーションを含むインフォテインメント・システムは、ワイヤレスでアップデートできる。
サスペンションは、もちろん前後ともエアスプリングを備え、電子制御されるツインバルブ・モノチューブ式可変ダンパーと組み合わせられる。従来の油圧式に代わって電動式となったロール制御機構(ダイナミックレスポンスプロと呼ばれる)と併せて、ロールの減少、乗り心地とステアフィールの向上を両立させた。
またランドローバー初の機構として、オールホイールステアリングを採用した。低速では前後輪を逆位相に7.3度操舵する。これによりショートホイールベース(SWB)モデルでは最小回転半径5.5mを切った。
■デザインは?
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