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過食や運動不足だけではない?肥満「第3の要因」 ウイルス感染や内分泌かく乱物質で起こる事も

東洋経済オンライン / 2022年1月28日 19時0分

肥満や「体重が増える」の原因は、食べすぎや運動不足だけじゃないこと、知っていましたか?(写真:polkadot/PIXTA)

「脂肪」と聞いて、よいイメージを思い浮かべる人は少ないでしょう。食べすぎてジーンズの上に乗っかったお腹を見て落胆したことは、誰もがあると思います。メディアや広告でも、「ダイエットをして、醜い体脂肪とお別れしよう!」「スリムになって、新しい人生を手に入れよう!」と、現代において脂肪は立派な「悪者」に仕立て上げられています。

ですが、「脂肪は私たちの体に欠かせない、重要な器官です」と語るのは、医師で医学博士のマリエッタ・ボンとリーズベス・ファン・ロッサムです。脂肪は、食欲を抑えたり、健康を維持したりするために必要なホルモンを産生してくれます。健康的に痩せたいなら、脂肪についての正確な知識を持ち、最大限に利用することが重要です。両氏による共著『痩せる脂肪』から、自身の体と健康的に向き合っていくためのヒントを紹介します。

不健康な食事や運動不足。これらが肥満の一因だということは明らかです。

しかし、近年ではそのほかのさまざまな要因が研究され、見えないところに潜む多くの肥満原因が見つかっています。ここでは、研究によって明らかになった新たな肥満要因である「睡眠不足」「ダイエット」「内分泌かく乱物質」「ウイルス」についてご説明します。

■睡眠不足でなぜ体重は増えてしまうのか

睡眠が不足すると食欲が増します。とくにカロリーの高い食べもの、つまりファストフード系の食べものが欲しくなります。

ある研究によると、たった1日でも睡眠時間が5時間以下の日があると、ホルモンバランスが乱されるそうです。空腹ホルモンのグレリンが多くなり、満腹ホルモンのレプチンが減少して、強い空腹を感じてしまいます。

2グループの女性たちを16年間にわたって追跡調査した実験があります。1つめのグループの睡眠時間は1日7時間で、もう1つのグループは5時間以下でしたが、16年間で「短時間睡眠グループ」は、「長時間睡眠グループ」に比べて平均して増量していたのです。

また、キングズ・カレッジ・ロンドンの研究者たちは、よく眠るほど、食べものに関して良い選択をする傾向があることを発見しました。毎日1時間半、多く寝るように指導を受けたグループの人たちは、砂糖摂取量が10グラム減少し、炭水化物を食べる量も減ったことが判明したのです。

10万人を超える女性たちが参加した大規模な調査もあります。その調査では、少し明るい部屋で寝た人は、暗くした寝室で寝た人に比べて体重が増加した傾向にありました。光によって体内時計が狂わされ、代謝が乱されたと考えられています。

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