1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

急に相続が発生「預金や金融資産」を確かめる方法 手続きを間違えると口座が凍結される恐れも

東洋経済オンライン / 2022年7月6日 17時0分

急に相続が発生した場合、銀行預金や証券はどうすればいいのでしょうか(写真:*hanabiyori* /PIXTA)

相続というと皆さんは「相続税の話でしょう?」「うちは相続するような財産がないから関係ないよ」などと思われるかもしれません。

しかし、相続は相続税だけではなく、相続人がどう遺産を分けるのか、手続きとして何が必要なのか、あるいは自宅の名義をどうするのかなど、さまざまな問題が発生します。こうした幅広い範囲の相談に乗るのが、私たち行政書士の役割です。

相続をめぐっては、悲喜こもごもの人間模様を目にする機会も少なくありません。なかには“相続は争族”を地でいくような事例に遭遇することもあります。

兄弟に何が起こった?

「母さんの一周忌が終わったら、お前にはもう二度と連絡しないからな!」

怒鳴り声が聞こえたので振り向くと、にらみ合って今にも殴り合いのケンカをはじめそうな2人の男性の姿が。あわてて私が割って入ります。2人は母親を亡くした兄弟で、声の主は兄でした。

兄夫婦は亡くなった母親と同居しており、弟は早くに家を出ました。最初に相続の相談に来られたときから、兄弟の間には険悪なムードが漂っていました。私の向かいに並んで座っていても、1時間以上、一度も目を合わせなかったのです。

亡くなった母親は相続に関して特に遺言書を残しておらず、兄弟は遺産分割をどうすればいいか相談に来られました。同居していた兄は母親を世話する苦労で不満が溜まっていたのに対し、弟は弟で「同居している兄が母のお金を使い込んでいたんだろう」という疑惑を持っていました。

話し合いを重ねても兄弟の溝は埋まらず、最終的には遺産分割協議を経て決着したのですが、帰り際に兄は弟に対して「お前にはもう二度と連絡しない」と言い放ったのです。

親の生前に相続の話し合いがもたれていれば、あるいは親が遺言書をきちんと残していれば、兄弟の関係がここまでこじれることもなかったのでは……と残念でなりません。

相続の相談に来られたお客様の多くがまず口にされるのが、「亡くなった親の財産が、『どこに』『いくら』あるのかわからない」という悩みです。子が親から離れて暮らすのが当たり前になった現代社会で、いきなり親が亡くなって相続が発生すると、遺留分や税金を計算しようにもどれだけの財産があるのか把握するのに苦労します。

預貯金にしても、「財布や引き出しを見て3つの銀行口座を持っているのは確認できたけど、本当にこれで全部なのか?」という疑問や、最近では高齢者の方でもネットバンキングを使われる方も増えていることから、「スマホの暗証番号がわからないからネット銀行の残高が確認できない」といった相談も増えているのです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

デイリー:参加する
ウィークリー:参加する
マンスリー:参加する
10秒滞在

記事を最後まで読む

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください